ごあいさつ&自己紹介
3度のご飯より寝ることが大好きな主婦こはるです
ご訪問ありがとうございます♪
簡単に自己紹介します。
- 私
- 40代の夫
- 長女いちこ(仮名)
- 長男ふーた(仮名)
の4人家族です。
いつも仲良くニコニコと暮らして・・・いけるわけもなくw
毎日できる小さな火種を大きく発展させないように気を使いながら生活しています(夫がw)
いちこはジャニーズとオシャレなものが大好きな女子道を進んでいます。
そんないちこに逆らうことができない人見知りのふーたも安定の弟キャラの道を歩んでます。
2人とも元気に育っているのは嬉しいのですが順調に成長している証拠に反抗期真っただ中です(笑)
そんな生意気な子どもたちですが2人とも中学受験をしました
2人とも同じ中学校で公立の中高一貫校に通っています。
同じ中学校だけど姉いちこは第一希望の中学校で弟ふーたは第二希望の中学校です。
- 全然中学受験を考えてない人
- 中学受験しようか考えている人
- 第一希望に合格した人
- 第一希望が残念な結果だった人
これを全部経験した私が誰かの参考になればと振り返りながら書きつづっています。
子供2人を私立中高一貫校に通わせている私の姉家族の話も書いています。
子供は2人とも地元のみで有名な塾に通い公立中高一貫校に入学しました。
猪突猛進で勢いで行動するし時には感情にまかせて鬼のように怒ります。
『静かに見守る』事が大の苦手で塾に通いながらも勉強は私が見ていました。
主人にはとてもまかせられません(笑)
子供は2人とも日能研に通い私立中高一貫校に入学しました
温厚で冷静な対応を心がけています。
怒る時は低いトーンで静かに怒るので怒らせるとすごく怖いと言われます(笑)
基本的に勉強のことにはノータッチで受験に関わることは主人におまかせです。
このブログでは、中学受験についての体験談や解説などをしています。
目次
中学受験を決定するまで
我が子は中学受験するつもりがなかったのに小4から進学塾に通い始めて、5年生の2月にいきなり『中学受験したい』と言い出したのでちょっと特殊な状況でしたが・・
通常、塾に通ってないお子さんが中学受験したいと言い出した場合
- 塾に行き
- 入塾テストを受けて
- 合格
となればクラスが決定して、そのまま6年生の入試まで走り続けることになります。
ですが私自身が学生時代、中学受験とは無縁だったので受験を決めるまでには
- 成績のこと
- 周りの目のこと
- お金のこと
などのいろいろな葛藤がありました。
中学受験の塾はどうする
我が家はすでに通塾している途中で中学受験を決めましたが、多くのご家庭では
中学受験したい→塾はどうする?
という流れが多いのではないかと思います。
塾なしで中学受験に挑んで合格するお子さんもなかにはいらっしゃいましたが、そうなると家庭でのサポートは必須になります
通常、中学受験の試験内容は小学校に通っているだけでは習わないような特殊な計算方法などが出題されますので、たいていの進学塾では小学4~6年生の3年間をかけて習得できるように計画されています
また中学入試は関西では1月、関東では2月が本番になりますから、塾の新年度の開始時期は2月になるところが多いです。
ですから新4年生から入塾することになれば塾の開始は小学3年生の2月スタートになるわけなんですね
だったら今まで塾に通ってなかった5年生や6年生の子がいきなり『受験したい』と言ったら、もう手遅れでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
5年生に中学受験を決めて塾に通い出すお子さんも多くいらっしゃいます。
6年生のお子さんの場合はかなりのパワーが必要になりますが、やる気があれば遅すぎることはありません。
小3の2月に入塾したお子さんより2年遅く入塾するということは、その終わってしまった2年分の単元を習得しつつ新たな単元も勉強しなくてはならないのでパワーが必要なんですね。
ここでは国語の例を出していますが、算数も理科も社会も結局は同じことです。
低学年のうちから中学受験をしたいと視野に入れているご家庭については、小学3年生の秋ころから新年度の入塾テストが開始され始めますのでこれから3年間通う塾の見極めをしなくてはいけませんね
中学受験の進学塾大手の日能研
塾選びの参考までにどうぞ
4年生の費用とかの話
5年生の費用とかの話
中学受験のお金の話
お子さんを大学まで行かせようと思うと、中学受験の塾を決めたときから大学卒業までずっと教育費がかかり続けることになります
ましてや私立中高一貫校ともなれば6年間は高い学費を払い続けることになる訳ですから。
我が家の子供たちは、公立中高一貫校に通っているので私立に通うご家庭よりは、かかってないかもしれません。
・・が、それでも教育費は家計を圧迫しています。
仮に、私立中学校は学費が高いから中学受験をせずに地域の公立中学で頑張り『高校受験で偏差値の高い学校を目指す』となったとします。
その場合でも、レベルの高い学校になればなるほどかかる塾代は高くなります。
塾なしでも勉強できるのが1番家計に優しいのでしょうが、現実にはなかなか難しいところだと思います。
子供は反抗期に差し掛かるので、親の言うことに聞く耳を持たない時期でもありますから・・
私立中高一貫校
ですから私立中学といえば学費が高いこと、くらいしか想像がつかなかったのです。
我が家の子供がもし2人とも私立中学に入学したらどのくらい学費がかかるのか、寄付金は必要なのかまったくわかりませんでした。
また私立中高一貫校では内部進学しない・できないお子さんが一定数いると聞いていたので、そのことについても不安がありました
公立中高一貫校
公立中高一貫校は適性検査を実施しているところが多くあります。
その出題範囲は小学校の教科書で習う範囲とはいえ、一見で解くのは難しいのが現実ではないでしょうか。
考え方を問われたり、その考えを的確に伝えるように書くことをしなくてはならないので、そのための訓練はどうしても必要になってきます。
また私立中学とは違い、公立中学なので学費自体は発生しません
もちろん給食があれば給食費を、教科書とは別のテキストを使えば教材費を支払うことにはなりますが、我が子の通う学校は空調費やPTA会費などを合算しても月1.5万円程度と、私立よりははるかに安いです。
- 学費がかからないこと
- 高いレベルで学習できる環境であること
などから倍率はすさまじく高いのも現実です。
国語の苦手克服
『なんでわからないの~!』と声を上げて怒った事も1度や2度ではありません。
親からすると非常にもったいないと思うのです
4教科合計の偏差値を算数でグーンと上げて、国語でドーンと下げているわけですから・・
公立中高一貫校は適性検査なので、国語が苦手のままだったら苦戦するのは目に見えています。
そこで塾に通いながら家では私とマンツーマンで国語の勉強をしました。
我が家の中学受験の話
小学校へ通う中で、そのつど迷い悩んで、現在公立中高一貫校に通っています。
小学4年生の頃に中学受験する意思はないのに進学塾への通塾を開始しました。
中学受験をすることを決めたのは小5の2月です。
その時の第1志望は私立中学でした。
決断が遅かったにもかかわらず、私立中学の学費が心配のあまり、ただ合格することを狙うのではなく無謀にも特待生で合格することを目標にしました
進学塾に通っているとはいえ、受験するつもりなく過ごしてきましたので、そこから私と娘はマンツーマンのつきっきりで勉強をしました。
もちろん塾には通いながらです。
死闘でしたw
成績が上がっていき、第1志望の私立中学より高いレベルが狙えるんじゃないかと塾長先生に言われて、葛藤の末第1志望を公立中高一貫校に変更しました
最終的には私立中学には全額免除での特待生合格となり、公立中高一貫校にも合格をいただきました。
そんな話が↓から始まります。
いろいろグダグダと悩みながら中学受験までたどった軌跡です(笑)
幼稚園時代
約10年前いちことふーたの2人は幼稚園に通っていました。
いちこが通い出した時ふーたはまだ小さかったので通いやすいように1番近い幼稚園に決めました。
その幼稚園は進学塾の経営する幼稚園だったので園のカリキュラムにも当然お勉強の時間が多く組み込まれていました。
- かず遊び(という名の算数)
- もじ遊び(という名の国語)
- 英語
- 水泳
- 硬筆・毛筆
- ピアノ
などなどたくさんありました。中でもかず遊び・もじ遊びに特化していて卒園する頃には
- 二桁の繰り上がりの足し算
- 二桁の繰り下がりの引き算
- 小2までに習う程度の漢字が読める
などができるようになっていました。
そんな幼稚園なので小学校に進学する時に地元の公立小学校ではなく私立小学校に行く人がとても多かったです
もともと進学塾が経営母体の幼稚園なので、はじめから小学校受験の目的のために入園してくる子も多かったし転勤の多いご家庭がいずれ都会に引っ越した時のために通園している子も多かったんです。
そんな人たちを横目に見ながら我が家は私立なんて選択肢はなく長女いちこは公立小学校に入学しました
小学1年生時代
ドキドキしながら公立小学校へ入学したいちこは同じ幼稚園から来た子も5~6人くらいいた中新しいお友達もできて楽しく過ごしていました。
ピカピカのランドセルで登校して期待に胸弾ませて受けた最初の国語の授業の内容は姿勢とエンピツの持ち方だったそうで・・当然いろんな子が集まる公立小学校ですから持ち方からスタートするのは当たり前のこと。
それが、いちこにはガッカリだったらしく『漢字はいつするの?』と家に帰ってきてからしつこく聞いて来ました。
『カタカナとひらがなから始めるから漢字は2学期くらいじゃない?』と答えてはみたものの、その表情は明らかに納得はしていない様子でした。
ですが実際2学期になる頃にはいちこも学校が終わった後、友達と遊ぶことを覚えて新しい漢字を覚える興味も薄れていき、親の私も宿題チェックをしながら『小1だし、まぁこんなものかしら』と思っていました
小学3年生時代
小学3年生になって学校で配られた算数の教科書を見てびっくりしました。
『簡単すぎじゃない!?』と思ったんです
私はつめこみ教育世代なので今の子供世代とはカリキュラムも履修時間も違うのはわかるけど、それにしても簡単すぎじゃないかしら?と思いました。
この時中学受験のことは全然考えてなかったけれどいずれ高校受験はやってくるし、大学受験もするつもりで育てているけど
- このままでいいのか
- 塾に行った方がいいのか
- 学校の授業をカバーする塾じゃなくて、もっと深く掘り下げた勉強をしてほしい
- でも中学受験はするつもりはないし・・
こんなことを考えながらも特に何もせずほぼ1年経過しました
小学4年生時代
4年生に進級する前の春休みは新年度からのスタートに合わせて入塾のチラシが増えます
その塾は全国的には無名だけれど県内では名前の通った、何校も教室を持つ塾で春期講習が無料とのことでした。
このころ、離れて暮らす私の姉の子供が中学受験をするために日能研に通い出した・・という話を聞いていました。
姉が中学受験をするきっかけになった話はこちら
私は『塾には行った方がいいの?我が家は中学受験は考えてないよ』と姉に相談すると
『行ってみて、いちこが合わないと感じれば入塾しなければいいんだし塾の雰囲気を味わうためにもお試し的に行ってみてもいいんじゃないの?』
『中学受験するかどうかは今、決めなくてもいいのよ』と言われました。
今、決めなくてもいいのなら・・と思い、いちこにどうする?と聞くと『行きたい!』と即答したので春期講習に申し込むことにしました。
こうしてスタートした春期講習ですが帰ってきたいちこに聞くと『ちょっと難しかった』らしく『宿題と明日の分ちょっとやっとく。明日も多分難しいから』と前向きだったのが嬉しかったです。
小学校に入ってからの丸3年間とにかく全てが簡単だから宿題もちゃちゃと終えるし復習も予習もしていませんでした
難なくこなすというと聞こえはいいけど本当にこのままでいいのかな?とずっと不安に思っていたことでした。
積極的に向かう姿勢は3年生までで初めて目にした光景だったので安堵するような気持ちで5日間の春期講習は無事終了しました。
新・小4 春期講習
- 小学校とは違う空間でする難しい勉強
- サクサク進む授業
- いざこざのない教室
- 楽しい先生
いちこもわたしも気持ちは入塾へと傾いたある日『講習の報告会』とのことで個別面談の日にちが塾長先生より連絡がありました。
講習報告会の個別面談はいちこは同席せず私と塾長先生が面談をしました。
『真面目なお子さんですね。一生懸命取り組んでいましたよ』
『ありがとうございます。良かったです』
なんて会話をしながら突然飛び出した塾長先生の言葉に衝撃を受けたのでした。
『いちこちゃんの偏差値は50を少し切るくらいですね』
ん?
ん?
んんん?
50って普通くらいだよね?
50切るくらいって・・普通よりちょっと下ってこと?
事情が飲み込めない無知な私がやっと発した言葉は『あっ、でも学校のテストはいつも100点です』でした。
せめてもの抵抗ですね(笑)
塾長先生は笑うでもなく怒るでもなく
- 小学校で普通に勉強して100点を取っている子の偏差値はどの子もこのくらいなんです
- いちこちゃんは学校できちんと勉強していらっしゃるお子さんですね
- 中学受験を考えていなくてもいずれ高校受験はやってきます
- 高校受験は中学校の3年間だけではなく小学校からどれだけやるかで決まります
- 基礎固めが大事ですよ
このようなお話でした。
私が住んでいる場所は田舎の地方都市なので当然受験ができる高校は都会ほど数が多くありません。
そんな中でひときわ偏差値の高い高校は国立大学の附属高校です。
私立・公立の中高一貫校を除くと次に偏差値も大学進学率も高い高校は県立のとある高校です
国立大学附属高校の入試の合否発表があった時点で私立・公立の中高一貫校の高校入試は終了しています。
次に行われる県立高校入試の中で現時点で偏差値が1番高いこの高校を受験する子の約半数は国立大学附属高校の入試で惜しくも残念な結果になったお子さんです。
この県立高校を第一志望にしている子にしてみれば、かなりの狭き門ですが中学受験をする・しないに関わらず今できることを最大限しておけば将来の選択肢が広がります
・・このような話を初めて聞いた私は小4になったばかりなのにもう高校受験は始まっているんだなと実感すると同時に自分の無知さを現実に突きつけられて目がさめる思いがしました。
家に帰った私はいちこに偏差値40いくつのことは伏せて、ざっくりと塾長先生の話をしました。
うんうん、とうなずきながら真剣に聞くいちこに『行きたいなら行ってもいいよ』というと
- 行きたい!
- 中学受験するつもりはないけど、それでも塾には行きたい
- 学校と違って授業が中断しなくて静かだし、わからないことを教えてくれるから難しいけど面白い
と言ったこの言葉にガツンとやられた気がしました
わからないことを教えてくれるから難しいけど面白い・・
そうなんです、学校の授業は始めはわからない新しいこともちょっと教わるとわかってしまいます。
だからいつの間にか『これぐらいでいいんだ』っていなすような勉強のやり方になっていたんだ!と。
中学受験をする・しないに関わらず今できることを最大限しておくという小3の時に感じた『このままでいいのかしら?』を小4で身をもって実感しました
あの時からやっておけば良かったと思ったけど過ぎてしまった時間は帰ってきません。
小4で気付けて良かった、と前向きにとらえて通塾することになりました。
中学受験を目標に勉強している子たちを横目に、本人は変わらず地元の公立中学校に行くつもりで明るく元気に楽しく塾に通って約2年が経ちました。
いちこが小5の2月に、その後のいちこの考えをガラッと変えるある出来事が起こりました
中学受験のきっかけは小5で女子達に仲間はずれにされたことでした
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