中学受験する親の学歴と職業は?中学から私立に通わせるのはお金持ち?
中学受験を考えた時に経済面の心配もありますが、私立中学に通っているお子さんの親御さんの学歴が気になる・・という方もいますよね?
もしかしたら、ものすごい頭のいい家系のご家庭のばかりかもしれないと不安になることもあるかもしれません。
今回はそんな親の学歴や親の職業とお金事情を見て行きます。
中学受験をする母親の学歴はそれほど気にならない
これは私の姉の家の場合の話です。
姉は二人の子供を私立中高一貫校に通わせている専業主婦です。
我が家の上の子の学校が幼稚園、小学校、中学校、高校、大学と続くいわゆる「エスカレーター式」です。
そういったエスカレーター式の私立中学を希望するご家庭の特徴は
- 大学入試をしないため
- 比較的自由に学生生活を送らせてあげたい
と考えて入学してきます。
そしてその学校に幼稚園からずっといるご家庭は、本当にお金持ちで一族でその学校の卒業生という人が多くなります。
そういうご家庭の人は『うちは、みんなここの学校なの』と、ごく自然に言います。
そして私のように別のところから引っ越してきた人の学歴まで気にする人はいません。
しかも身に付けているブランドのバックや洋服が、すでに一般人のレベルをはるかに超えているので自分もそういった格好をしなければというような張り合う気持ちがまったくおこらなくなります。
また中学に入った時に個人調査表を書く用紙が配られますが、そこに両親の最終学歴という欄はあります。
ですが学校名まで書くことはありません。
中学受験する親の職業は目立つ職業と普通の会社員
父親の職業に関しては、ちょっと具合が違います。
ほとんどの場合『〇〇ちゃんのお父さんは、〇〇の社長さん』という感じで子供から知ります。
それは遊びに行かせてもらった時に、普通ではないその家の豪華さを知りますし特にお金持ちの人は噂でも広まります。
いわゆる私立の進学校に来ているお子さんの多くは父親もすごいです。
私の周りは医師が特に多く、開業医・勤務医に関係なく大勢います。
そして本人たちもすでに医師を目指している子がたくさんいます。
これは小さな時から父親を見てきているということもあるのではないでしょうか。
そして医師以外の職業も本当にみなさんエリートの方が多い印象です。
サラリーマンでも金融・商社・業界関係者などです
だからといって、それが直接子供に影響するということは全くありません。
偏差値の高い学校では、自分の将来のことが全てなので他の人と争ったり、ケンカをしてしまったりすることもなくなります。
学校に行けば楽しそうにしていますし、子供の友人に声をかけても子供らしい素直な返事をしてくれます。
むしろ選択科目が多く時間が足りないので、体育などみんなでする授業の時は特に楽しそうで見ていてほほえましいですよ。
中学から私立に通う家はお金持ち?気になるお金事情
学費などのお金事情は、受験を決める時に一番悩むところではないでしょうか?
よくネットなどで大学まで私立に行くと2000万円などという金額が踊っています。
その当時は、そんなにかかるわけないと思っていたのですが実際それくらいかかります
授業料が無償になったり、負担のかからないような取り組みはされています。
ですが制服の靴下が1つ1000円などそういった細かい予算がさらにあります。
場合によっては中高一貫校であっても中学校と高校の制服が違うという学校もあります。
そして靴下どころか靴も指定・カバンも指定といろいろ買うものが多くなります。
なので学費にかかるお金というよりもそれ以外のほうのお金がかかります
もしかしたら父親の着ているコートよりも高いコートを買うことになる場合もあります(汗)
クラブ活動をすると大変なことになる
受験も終わったから今度は運動部に入ってみようかな~、なんて考えて入部します。
すると私立の場合はたいてい春と夏に合宿があり500キロくらい離れたところまで行っての合宿もめずらしくありません。
全国大会までいくようになると、その強豪校がいっせいに一つのところに集まって大会が行われます。
- そうした時のお揃いのジャージ
- 靴
- 名前の入ったバックなど
運動部にはウエアの支度のお金と一回につき4泊分程のお金がかかります。
さらにこれは、上の子の学校のことですが試合の時にお腹が減るので差し入れをします。
その時には
- ミスドのドーナツを100個と他にとか
- 合宿中にはドリンクを箱で発注する
など善意で親御さんが差し入れします。
そういうお金も含めて積もり積もると2000万円くらいになるのではないかなと思います
さいごに
入学金や学費を計算して『これなら大丈夫』と思っていざ私立中学にいくことになっても、それ以外のお金の方が実はよほどかかります。
そして体育祭や文化祭でのお揃いのシャツなども『え?』と思わず言いたくなるような金額を請求されます。
そういった学校の内情は実際に行ってみなければわからないものです。
ただ予想を上回るお金が飛んでいくことは確かですよ。