中学受験に向けて新6年生の春休みの過ごし方と勉強は?
もうすぐ新6年生になる現在5年生のお子さんにとっては、本当に最後の1年になりますね。
中学受験に対して心の底から心配で不安が始まるのは、どちらかというと本人よりも親御さんの方かもしれません。
特に長男・長女の場合、初めてのことばかりが起こるのですから『ゴールを目指して』という気持ちを抱えての1年となります。
今回は、中学受験に向けて新6年生の春休みの過ごし方と勉強などについてお話します。
中学受験 新6年の春休み
私は二人の子供を公立中高一貫校に通わせている専業主婦です。
塾では前年度の中学受験が終わり3月から新しい体制での進行が始まっています。
その合間に日数は少ないながらも春休みがあり、いよいよ6年生がスタートします。
6年生の春休みには希望する中学校が第1志望校になるように過ごすことが春休みの課題でもあります
というのも、ほとんどのご家庭ではオープンスクールを見学したりして第1希望を絞ってきている頃かと思います。
その時に、もし第1希望が○○中学と希望しているとしても、塾ではそのクラスに入れないといったことがよくあります。
そのクラスの編成は特別なカリキュラムになっていますから、そのクラスに入れないということは志望校の変更を余儀なくされるということになります。
どうしても希望中学にこだわるご家庭もおありかと思いますが、一生に一度の中学受験です。
そんな時には塾へ行き、納得がいくまで話を聞いてみてください。
ここで塾側が希望中学を受験することを許さなかった、だから他の学校を選んだというような気持ちを持っているとその後もずっとその気持ちが消えることがありません
絶対に大丈夫だからと自信を持ってその希望中学を受けたお子さんでも、もちろん絶対ということはありません。
そのあたりも覚悟が必要です。
そういった第一段階として、希望中学を第1志望校として受けることができるように過ごすことが春休みの目標になります。
中学受験に向けた春休みの過ごし方
受験生が春休みだからといって家族と一緒にどこかに出かけるということはありません、というよりも親御さんも本人も気持ちがそういったことに向かなくなります。
小学校も休みですから、その時間も普通に起床して勉強に入ります。
大手進学塾は、ほとんどが駅から見えるところにありますが、11月を過ぎた頃から夜遅くまで電気が煌々とついています。
それは6年生を担当している先生方が、データのリサーチをして全身全霊で授業に取り組んでいるからなんですね。
中学受験が終わるまでは戦いなんです。
6年生が本番とはいえ、4・5年生と塾に通っているともうそれだけで部屋が一杯になるほどのテキストやプリントになります
普段から整理整頓が得意でしっかりと仕分けされているお子さんなら大丈夫ですが、我が子のように『大事なテキストがどこにあるかわからない』なんてことになったら大変です。
平日は毎日塾に通い、そして週末もとなると小学生が自分で管理する時間はありません。
中学受験をしやすいように、これからの1年が本番なのだという意味も込めて春休みには大事な部分とそうでない部分とを一度整理してみてください
塾では復習問題もプリントを使ってやりますから、わざわざテキストを見直しすることはありませんが、それでも気持ちを引き締めるためにも整理整頓は大事ですよ。
中学受験 春休みの勉強
春休みの勉強は塾によっては過去問に取り組むところもありますがほとんどの塾ではまだまだやっておきたいテキストに追われます
テキストも6年生になったからと言って、急に違うタイプのテキストに変わるということはありません
春休みは今あるテキストを完璧にするまで徹底的に勉強することが大事で、今の段階で苦手科目があるのなら、なるべく早く解消しておきましょう。
というのも春休みというまだ余裕のある段階でそういった難問をクリアにしていく方が今後の伸びしろが違ってきます
男子校や付属校では3教科型で、女子は社会の入った4教科型がほとんどになります。
塾などで分からないことがある時は先生やチューターさんに聞きに行って早めに解決することが重要です。
ですがお子さんの中には、すぐに先生に質問できるお子さんもいますが、そうでないお子さんもいらっしゃいますよね。
- 希望中学校が決まっている
- 苦手な科目がある
- 質問できない
というお子さんには、春休みという短期間でクリアにするために家庭教師をつけて勉強するという方法もありますよ。
公式サイトを巡回する必要はありません
一括して資料請求できるので費用やコースの内容・指導方針が比較できて便利です。
まとめ
6年生になった時から今年だ!という意識は高まりますが、親の方が現実的なので精神的にどんどん追い込まれていきます。
もう本人も嫌というほど塾で圧迫されてきていますから『こんなこともわからないの』などと言うことはNGです。
それでも頑張っている子どもには、なるべく普通に接して普通にお弁当を作って送り出すことを心がけなくてはいけないので親は大変です。
ゴールを目指して親子二人三脚で頑張って下さいね
(`・ω・´)ゞ