中学受験の勉強 やる気が出ない時に小学生がやる気を出す方法
『勉強しなさい』『これやったの?』母親なら、誰もが何度となく口にする言葉ですよね。
子供にやる気がないと感じたときは、かなりいろいろ試したものでした。
そんな時にどうやって勉強が辛くない生活に変えるのかをお話していきます。
今回は中学受験の勉強で、やる気が出ない時に小学生がやる気を出す方法についてご紹介します。
中学受験の勉強のやる気
これは私の姉の家の場合の話です。
姉は子供を二人とも日能研に通わせ現在は私立中高一貫校に通わせています。
まだまだ幼く、親御さんや熱心な先生がしつこくしつこく『勉強しなさい』とお経のように言っても仕方なくくらいにしか勉強しないのが子供です
中学受験の勉強をやる気がないな?と感じた時は、親の私もいろいろと試行錯誤したものでした。
やる気がない状態では、いくら大手の進学塾に子供を行かせているといっても、単に通わせているだけでは合格することは無理だからです。
もちろん、私立中学だけを意識していたわけではありません。
私立・公立に限らず、この時期に勉強を習慣化できるかどうかはのちのちの長い学校生活に大きな影響を及ぼすと考えていたからです
勉強を習慣化するためには本人のやる気が不可欠なのですが、無理に長時間続けるとキツくなって疲れるだけなので
- 宿題1ページ終わったら休憩
- 30分やったら休憩
などストレスがかからないやり方を見つけることに必死でした。
よく小学校から帰ってきたら『宿題をしないと遊びに行ってはいけない』という親御さんや学校側のルールがありますよね。
特に冬のようにすぐに暗くなってしまうような放課後に、宿題を先にしないと遊びに行かれないというのは、時間の余裕がなくなってしまい、それが続くと友達と遊べない子供にとってストレスが溜まります。
子供同士で遊ぶことも勉強と同じくらい大事で必要だと思います
そこで我が家では(ルール無視ではありますが)宿題の前に遊びに行き、子供が家に帰って来る17時過ぎからリビングで宿題をさせるようにしました。
遊んで帰って来ているので子供に不満はなく、しかもこの時間帯は子供が見たいようなテレビもないのでちょうど良かったと思います。
夕食を作っている私がわからないところをすぐに見てあげることもできますし、子供の学習状況もわかったので一石二鳥でした。
勉強のやる気が出ない時
勉強のやる気が出ない時子どもに勉強しなさいと言っても何も頭に入っていきません
そんな時には、親子の会話です。
我が家では、なんでもいいので子供と話をしながら、計算するようなことを問いかけました。
例えばご飯の前に子供に
などと『分』ではなく『秒』でさりげなくいいます
子供にとっては算数というよりかは、クイズが出されたように一生懸命考えてくれます。
これも日常の小さなことですが、集まるといろいろな問題ができます。
と母親の方からお願いをしているように、子供に話しかけて考えさせるようにしました。
お母さんからのお願いなので子供は張り切って答えを出そうと考えてくれます。
ここで、もし答えが見つからない場合でもそれは問題ではありません。
そういった日々の中で考えるという作業をする時間を作るということが、子供に自分から答えを出そうとする気持ちを作るからです
そんな普通の親子の会話をリビングでしていても考えようとする力は生まれます。
♪はつ~か(20日)さんじゅうにち(30日)5%オフ
みたいなCMが流れたら20と30を使って10にする計算は?みたいな計算問題を出したり、現在時刻の数字をバラして10になる計算を考えさせたりしました
例えば18:27なら
- 1
- 8
- 2
- 7
を使って10にするような四則計算です。
1+2×8-7=10・・みたいな感じですね。
ただ、あんまり難しい計算だと子供がせっかく考えて答えを出しても、親がついて行けない時もあり、慌ててスマホの計算機で計算した時もありました
(;´∀`)
小学生が勉強にやる気を出す方法
小学生が勉強にやる気を出す方法としては勉強を苦痛だと思わずに進めるやり方が良いと思います
中学受験をするお子さんは
- 国語の難しい四字熟語
- ことわざ
- 慣用句
- 社会の歴史
など覚えることがたくさんありますがこれらは机に向かわなくても覚える方法があります
今では、ことわざや慣用句などの学習漫画が多くあるので、それらを活用してみるのも良いと思います
まんがといっても日本の歴史などはイラストも細かく、かなり詳しい説明が載っています。
そしてことわざのマンガなども文字だけよりも絵の方がイメージがわきやすいようで、本当にマンガを読んでいる感覚で覚えてしまうことができます。
歴史でも国語でもその漫画の中から興味が出てくると、折り目がつくほど繰り返して読むようになります。
そうすれば自分から次はどれにしようかという発想になり、次の本を選ぶようになります
そういえば2019年の4月から、小学館のまなびwithという教材がナゾトキと連動した通信教育が始まりますね。
ナゾトキは東京大学の謎解き制作集団アナザービジョンが制作を監修しているそうなので、なんだか面白そうです。
勉強にやる気がない子にはまず教材を開きたくなる良いきっかけになるかもしれませんね

まとめ
勉強というと机に向かってひたすら問題を問いているイメージがあります。
もちろんそれは大事なのですが子供は興味があるものには熱中するので、いろんなことに興味を持たせてやる気を出してあげなくては長くは続きません。
本人にやる気がないものを、親が無理に勉強をさせたいと、ただ鉛筆を持たせるだけでは勉強を嫌いになってしまい本末転倒になってしまいます。
やる気がない子というのは、同じことを毎日やらなければならない勉強ということに対して、持続力がまだついていないだけです。
ストレスのない方法を探して辛くならないように勉強を習慣にしてしまうと、自然とやる気が出て来て勉強に対する考え方が変わってくるはずです。
(`・ω・´)ゞ