中学受験を考える低学年の通信教育に進研ゼミを選んだ理由とメリット・デメリット
中学受験を小学生低学年などの早い段階から考えるご家庭もありますよね。
だけど塾に入れるのはまだ早いかなと思ったり、下のお子さんが小さかったりすると『どうしようかな』と悩むこともあると思います。
そんな中学受験に向けた勉強を、低学年のうちから進めておきたい場合には、通信教育で家庭学習をするという方法もあります。
今回は、私のママ友が実際に進研ゼミの小学講座を選んだ理由や体験してみて感じたメリットとデメリットについてお話します。
中学受験を考える低学年に通信教育
これは私のママ友の場合の話です。
ママ友の子供は2人いて現在上の子供が9歳、下の子供が7歳です。
私は子供が2人いるのですが上の子が小学1年生になった頃に夫と相談して中学受験をして大学まで続いているエスカレーターの私立中学に入学させようと決めました
その当時、本人は特に受験をしたいとも公立に行きたいともいいませんでしたが、4月から小学4年生になる今では受験するつもりで頑張っています。
我が子は年長さんのころからスポーツの習い事をしているため、プラス通塾となるとスケジュール的に厳しいので、夫とも相談して自宅で親が見守りながら勉強ができる通信教育がいいのではないかと話し合いました。
私自身が中学受験の経験者なので、塾にいかなくてもわからないところを教えるなどのサポートもできるかなと思いました。
また下の子がまだ小さいので、送るときはまだしも迎えの時間になると
- お風呂に入ってしまっていたり
- 寝てしまっている
ことも考えられるためそのようなことに悩まずに済む通信教育で、中学受験に向けた勉強をさせようと思いました
中学受験のため通信教育の進研ゼミ
いざ通信教育を試そうとインターネットで調べると、たくさんの通信講座があってびっくりしました。
各社の資料を取り寄せて比較検討した結果独自カリキュラムが充実しており、最新の学習指導に即した教育が受けられる進研ゼミ小学講座を選びました
進研ゼミの小学講座を選んだ理由は、ベネッセという教育業界大手の出版社なので受験に精通していて実績があるからでした。
ただ数年前に名簿流出の問題があったので、その点に関して少し不安がありましたが、あの時の教訓から現在ではセキュリティ面は改善されている事だろうと思い決断しました。
小学校3年生の4月から通信教育を受講したので、もうすぐで1年になります。
実際に試してみたところ、息子のように国語力が低い子でも基本からしっかりと勉強できるようになっている点に感心しました。
また基礎的な問題に加えてもっと発展コースでは考える力や判断する力、表現する力といった、今後の大学入試などで必要な能力を伸ばすカリキュラムになっていました。
難しい問題ばかりだとやる気がなくなるかもしれませんが、簡単な問題からクリアしていくので飽きっぽい息子でも面白いようで続いています。
3年生から6年生まで4年間をかけて、タブレット学習をしながら
- 国語
- 算数
- 理科
- 社会
の4科目を各カリキュラムに沿って網羅していき、教材は楽しみながら集中して勉強できるよう工夫されています。
また、月々にかかる費用も4000円程度と経済的なのも魅力でした。子供の勉強時間は
- 平日は2時間を毎日
- 週末は2時間半程度
で行っていますが、タブレットで映像を見たり、タブレット上で設問に答えてその場で採点されたりするので塾に通っているのと変わりないモチベーションで楽しんで学べています
まだ現時点では内容もそこまで難しくないので、通信教育の他に使っている問題集もなく遊びの延長のような感覚で取り組んでいます。

通信教育のメリットとデメリット
通信教育にして良かったなと思った点は通塾の時間がかからないことです
下の子がまだ小さいので夜先に寝てしまった時など『これからこの子を連れて迎えに行く、という手間がなくてよかったな』と実感するので、それが一番のメリットだと思います。
勉強をしている本人としても自分のペースで学習を進めることができるので
- トイレに行きたいとき
- 休憩したいとき
などは一度映像をストップしておいたりできるのが、とても気に入っています。
反対に、やっぱり塾の方が良かったかなと思う点は仲間やライバルの存在をあまり感じられないので競争心などがあまり芽生えないのがデメリットですね
自分だけが頑張っているような錯覚に陥り、つらくなる時もあるようです。
先生にアドバイスや相談をすることもできますが、定型文が送られているようなイメージで個人に応じた回答ではなかったり、あまり親身になってくれているとは思えないのがちょっと残念です。
成績面に関して言うと通信教育を始めた当初と現時点では特に成績に変化はありません。
ですが、毎日勉強する習慣がつき勉強することが当たり前、という感覚を身に着けることはできていると思います。
今後成績が伸びていくことに期待していますが、通信教育だけで中学受験を乗り切るには、自分の現在地を確かめながら進めていかなくてはいけないと思っています。
塾に通っていれば毎月定期的にテストがありますが、通信教育ではそれがないので5.6年生になったら大手塾の模試なども受けて同学年の中でどのくらいのポジションにいるのか、常に自分の立ち位置を確認するようにしようと考えています
またモチベーションを保つために他に通塾している子の情報なども、負担にならない程度に子供に伝えたいと思います。
公式HPはこちらです

まとめ
自分の時間を有効に使えることで子供自身もやりたいことをあきらめずに中学受験に臨めると思います
ただ仲間の存在が見えにくく、モチベーションを保つのが難しくなるときがくるかもしれないので、そこは親がフォローする必要があると思っています。
(`・ω・´)ゞ