小学校のママ友が中学受験のことを詮索したり探りを入れてくる時は
我が家の地域は、関西においては間違いなく中学受験について熱心な親御さんがたくさんいるところではないかと思います。
どうしてそこまで教育に熱心な親御さんが多いかといえば、もちろん私立の小学校・中学校の多さです
我が家の場合、指定された公立中学にそのまま進学するよりも、私立中学へ進学する方がはるかに行きやすい場所にあります。
その影響もあるのか、母親が子供にかける熱意にもかなりのものがあります。
今回は、小学校のママ友が中学受験のことを詮索したり探りを入れてくる時についてお話します。
小学校のママ友と中学受験
これは私の姉の家の場合の話です。
姉は子供を二人とも日能研に通わせ現在は私立中高一貫校に通わせています。
今の時代では個性を重視し、その子の個性を伸ばす教育をしていく、というのが一般的な教育の考え方です
ですがそんな子どもを育てている親御さんたちは、少子化ではなく第二次ベビーブーム過ぎとはいえ同級生も多い年代で、詰め込み教育を受けてきたのではないでしょうか。
しかも1990年代に大学生だった親御さんは就職されるとき就職氷河期・超氷河期と呼ばれた年代に当たりますよね。
内定1つとるのにも苦労して勝ち取る競争社会で育ってきた世代にあたります。
どうしてもその記憶が残っていると、我が子が就職する時には
- 不況になりませんように
- 極端な売り手市場になりませんように
とか考えてしまいます。
とはいっても我が子が就活をする数年先の世の中の情勢はわかりませんから、今からできることといえばどうしてもレベルの高い学校に入り、より高い知識を身につけてほしいということではないでしょうか
そして我が子を偏差値の高い私立中学に入学させることと同時に気になってくるのが
- 他のお子さんがどんな習い事をしているか
- その習い事は、のちの受験に役立つのか
ということになるのかもしれません。
特に自分自身も高学歴のママ友などは、子どもにも同じような学校へ進んで欲しいと願っていました。
そのため習い事もいち早く取り掛かり情報収集は欠かせなかったようです。
どうしてもしつこく(感じるほど)根掘り葉掘り聞いてくるママ友もいるので、話をかわすのは意外と難しいところです。
中学受験のことをママ友が詮索
子供が幼稚園に入り小学校へ入学して関係が深くなってくると、自然に増えるのがランチ会ではないでしょうか。
そこで我が子がどんな習い事をしているのか、だいたいわかってしまいます。
そして将来的に公立中学でいくのか、それとも私立を目指しているのかをなんとなく誘導されるように聞かれてしまうのです。
さらに中学受験のための塾に通い始めるとどの中学を目標にしているかをとにかく詮索されます
というのも大学付属のエスカレーター式の学校を目指すと言えば、その子は大学までその学校になると憶測されます。
ですが中高一貫校を目指すと言えば、その先も勉強して1つでも偏差値の高い大学を目指すつもりではないかと推測されます。
そして進学校を目標にしていると、それが男子校・女子校に関係なくそのお子さんの成績を気にするようになります。
そこまでよその家のお子さんのことを気にする必要があるのかと思うほど、気にする親御さんはたくさんいます
そしてなんとしても我が子を頑張らせたい思いが強くなるようですね。
中学受験 ママ友が探りを
ここは関西ですから、包み隠さずオープンに『お宅のお子さんは、私立に行くの?それとも公立?』などダイレクトな質問にも遭遇することもしばしばありました。
そういう時は
- 『本人がなんとも言ってなくて』
- 『受験する意味がわかってないみたいなのよ』
といった感じで本人があまり意識していないことを強調して返答していました。
実際にまだ3年生ぐらいなら公立や私立、塾や受験などということは、ほとんど理解できないのではないでしょうか。
なのでママ友には『塾には行っているけれど、特に何かっていう感じはないわよ』といった風に返事をしていました
私自身は自分から質問するタイプではなく人に根掘り葉掘りと探りを入れたりしませんから、聞かれるとちょっと面倒だな~くらいには感じていました。
6年生になってからも『○○校舎の日特に通ってるの?』と聞かれても『一応ね』とだけ言って流していましたし、それ以上は何もなかったので特別嫌な思いをしたことはありません。
こういう質問は常識の範囲内なら良いのですが、デリケートな部分もあるのでお相手のママ友の性格がねたみ深かったり嫌味を言って来られるようなら距離を置くしかないのかもしれませんね
まとめ
知り合いの中には、幼稚園でインターナショナルに行かせる、または頭を良くする塾に通わせるママ友もいました。
そして他のご家庭のお友達が、どんな習い事をしているかをかなり気にしていました。
そんなママ友と出会うと、一番に気にされることが父親のことでした。
教育熱心なママ友ほど父親がどの大学を卒業しているかを気にしていました。
そしてもしその父親が優秀な学校を卒業していると、次にその家のお子さんのことを気にし始めます。
不思議なことに、ここでの生活でママ友やママたち自身の学歴を言い合うことはほとんどありませんでした。
私はこの地域に引っ越してきて一度も卒業した大学名を聞かれたことがありません。
おそらく父親の学歴や職業によって、そのご家庭の将来の教育方針が決まって来ると考えているからなのかもしれません。