中学受験の夏期講習合宿の塾のスケジュールと勉強合宿の持ち物
私立中学へ進学すると、例えば関西においては大阪桐蔭・明星・洛南など、学校が大学の進学実績を上げるために、夏休みに限らず勉強合宿を開催する学校があります。
日数はおよそ1週間がほとんどです。
そんな勉強合宿は中学受験を目指している小学生にも、もちろんあります。
今回は、中学受験の夏期講習合宿の塾のスケジュールと勉強合宿の持ち物についてお話します。
中学受験の夏期講習合宿
私は二人の子供を公立中高一貫校に通わせている専業主婦です。
- 夏休みの塾代
- 夏期講習の費用
- 夏期合宿の費用
などのものを全部計算すると、近場の海外旅行に行くことも可能なくらいの金額になります。
せっかく高額な合宿に申し込みをするのなら、子供にはしっかりと勉強に励んでもらいたいですよね。
たいてい夏期合宿の募集は5月頃から開始されて、その塾がどの駅前にあるなど関係なく、在籍する6年生全員に募集がかかります
これは塾から子供経由でプリントを渡されます。
夏期合宿の場所は、他のお客さんがいると気が散るので、ほとんどの場合、避暑地で人のいない静かな小規模保養所を塾が借りて行います。
そしてバスでその場所に行き、割り当てられた部屋に荷物を置いたら、もう始まります。
まずは簡単なこれからのオリエンテーションがあり、授業をする会議場のようなところで聞きます。
そして一通りの説明が終ると、一度部屋に戻り、授業のためのテキストとノートなどを持ってまた教室にいきます。
そこからが本格的な勉強の始まりです。
合宿の塾のスケジュール
今では、長時間の勉強だけが、成績の効果をあげるわけではないことも科学的に証明されています。
睡眠を多く取るとことで記憶が定着するともいわれていますから、勉強の時間はそれぞれ違いますが基本的には
- 食事
- お手洗い
- 休憩
- お風呂
など最小限の休憩のみで授業を始めてひたすら勉強していきます
勉強内容ですが短期間の合宿でも、毎日が勉強となるとかなりの時間になります。
なので合宿でのポイントは、この学年でやらなければならない勉強の内容を国語・算数・理科・社会と、まず全部終わらせてしまいます。
そしてそこから私立中学対策の難しい問題へと入っていくことになります。
ですから合宿に行くと、そのあと夏休み明けからの勉強を先に済ましているということになるので、学校の授業も塾の講義もはるかに理解できるようになります。
さらに難しい問題に取り組む時にも、確実にその取り組む力が付いていることに気が付きます。
そして今までどうしてわからなかったのかが不思議なくらいに短期間でレベルアップするお子さんも多くいらっしゃいます。
これは子どもにおいては、考えられないくらいの集中した時間を過ごすことで、力をつけるということなのかもしれません。
勉強合宿の持ち物
気になる勉強合宿の持ち物ですがたいていの場合は合宿の1ヶ月前までには塾から持ち物についてのお知らせがあります
ちなみに我が子が参加した時の準備物一覧として配られた紙には以下のように書いてありました。
筆記用具
ノート
・テキストは現地にて配布のためノートのみ持参
ファイル
・配られたプリントをはさむもの
辞書
・電子辞書も可
着替え日数分
・普段着・下着類・寝間着(パジャマになるもの)
・華美・薄すぎないものを必要枚数分
・必ず名前を記入すること
予備の着替え
・汗をかいた場合の予備を1~2枚準備
薄手の上着
・カーディガン・上着・長ズボンなど
・冷房による冷え対策の服
靴は基本的にスニーカー
・サンダル、クロックスは不可のため
帽子
・朝のラジオ体操時に着用するため
・忘れた場合は参加不可
タオル・ハンカチ
・洗面用
・汗ふき用
洗面用具
体温計
お金
・必要最低限のみ
・期間中は宿舎で保管
必要な場合は薬
・常用しているか症状が発症したときに服用するもの
・病院で処方されている薬は薬剤情報提供書のコピーも持参
水筒
・宿舎でお茶を適時補充されるため
腕時計
カバン3つ
①授業用:学習に必要なものを持ちを運ぶため
②入浴用:着替え等をお風呂場にもっていくため
③全てを入れる用:キャリーバックなど(鍵はかけないこと)
雨具
以上でした。
また学習に必要のないミュージックプレーヤー・デジカメ・ゲームなどの持ち込みは禁止でしたが、携帯電話の持ち込みについては禁止ではありませんでした。
ですが使用についてはもちろん制限されていて、期間中は基本的に電源オフにするよう指導するので保護者の方からも連絡はしないようにとの注意事項がありました。
もちろん参加している子供から保護者への連絡もさせませんとの事でした。
細かい部分については塾によって多少違う点もあるかもしれませんが、大体どの塾の夏期合宿の持ち物もこんな感じかなと思います。
まとめ
私立中学に行くと勉強合宿がたびたびあり、強制的に参加となる場合があります。
集中して勉強だけに気持ちを向けていると、いまいち、よく理解できず、そのままうやむやにしていた学校の授業がこれまでとは全く違う意味で理解できて、さらにもっと難しい問題ができるようになるという体験ができます。
このことでもっと勉強しようという気持ちが生まれますし、わかることの喜びを初めて感じるようになります。
特に夏休みは、今までの夏休みの調子で同じような勉強をしていると、秋に伸びてくるはずの成績に変化が起こらなくなり、最悪の場合は志望校を下げなければならなくなります。
合宿に参加して、勉強を頑張ったから成果が上がったと実感できるように頑張って下さいね。
(`・ω・´)ゞ
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