中学受験の夏休みに伸びる過ごし方と親が教えられない時は?
平日の塾の勉強は、その塾のオリジナルのカリキュラムがあり、それに合わせて進んで行きます。
夏休みなどの長期の休みは、これまで勉強してきた中で完全に理解していないところや、気になる問題などに時間を有効に使って取り組める時間です。
いつもは時間に追われてしっかり復習できていなくても、この時間を最大限に活用できれば次の学期で思った以上の成果が出ることもあります。
今回は、中学受験の夏休みに伸びる過ごし方と親が教えられない時などについてお話します。
中学受験の夏休みに伸びる過ごし方
私は二人の子供を公立中高一貫校に通わせている専業主婦です。
中学受験の夏休みに伸びる過ごし方はまずは今まで行ったカリキュラムを徹底的に仕上げることだと思います
ここは、できれば大人が手助けをするのが一番です
まずは父親か母親のどちらかが、これまで塾で勉強してきたことを全て確認してみると良いと思います
確認というと、どこか厳しいチェックのようですが、そうではありません。
子供と一緒に最初からテキストを一緒に見直して、問題を解いたノートをめくる感じでどの問題が多く赤くなっているかを見ていきます。
その時バツの多かった部分に、ただ付箋などを貼っていくだけで十分です。
それを4教科全部一緒にやります
ここまでくると本人の出来ていない部分がわかります。
そしてそれがどういった単元にあたるのか?
例えば
- 計算系が苦手分野とか
- 漢字がしっかりと覚えきれなく曖昧になっているとか
そういった本人のノートの書き方や間違えるクセも見えてきます。
おそらくどのお宅でも親が机の隣にいて毎日数時間も一緒に勉強に付き合うなんていうことは難しいことですよね
ですから毎日の勉強の大まかな進むページを決めておくと良いのではないでしょうか。
- お父さんが帰宅するまでにここまでやっておいてね
- お母さんが用事を終わらせるまでに○ページやってね
といった感じに、あまり多すぎない程度に予定を立てていきます。
その付箋を貼った部分というのは、難しくて本人ができないために間違えや正解をもらえない箇所です
子供にとって難しいと感じる問題ばかりをさせることになるため、スラスラとはできません。
早く進めようと思うあまり量をこなそうとさせると本人のやる気がなくなってしまうかもしれないので注意が必要ですね
そのうえで『ここまでやっておいて』といった問題の中でどうしてもできていないところは、親の時間の取れる時に一緒にやるという訳なんです。
中学受験 親が教えられない時は?
塾に通っていれば先生に直接聞くのが早いのですが自宅で勉強していると聞く人がいない、ということがありますよね
そうなると必然的に親が教えるようになると思います。
子供が分からないところを親が教える場合、難関校志望だと問題が難しいものとなり、どう頑張っても家で教える事が難しくなってくると思います。
ひねった問題なども多いので、難易度はかなり高めになってきますよね。。。
我が家ではこのような方法で教えていました。
ネットを利用する
インターネットをよく使っているご家庭なら、リビングにもパソコンがあるかと思います。
若干専門的な問題が入っていて、どうしてもわからない時はヤフー知恵袋は参考になります。
こうした問題の質問は、意外にコメントが寄せられていたりします。
私はSiriを起動して問題文を、そのまま読み上げていました。
たいてい知恵袋がヒットするのですが、問題文そのままのものが出てくる場合もありますし、若干内容が違う場合ももちろんあります。
当然と言えば当然ですが(;´∀`)
知恵袋はあくまで参考なので、問題の返信に複数の回答がある場合でもその中には正しい答えもあれば正しくない解答も含まれることがあります
見極めは大事になってきますし、これは違うと思ってからまた1から探すとなると時間がかかります。
そうなってくると色々な問題の入った参考書を手元に置いて調べる方が早かったりもします。
参考書を利用する
親が教える時に紙媒体として優秀なのはこちらだと思います
小学高学年 算数 自由自在: 基礎からできる有名中学入試対策 新品価格 |
我が家でも使用していた自由自在シリーズは辞書くらい太いしお値段も高めですが解説は詳しいです!
(さすが分厚いだけのことはあります)
詳しくはこちらの記事に書いてあります。
算数編
国語編
アプリを利用する
問題そのものがわからない場合は同じ単元をさかのぼっていくと、つまづいた箇所が明らかになることがあります
いわゆる基礎の部分ですね。
つまづくということは、子供が何かしら苦手に感じている訳ですからまずそこを修正する必要がでてきます。
急がば回れの法則です。
基礎の部分を参考書などの紙媒体では、やっぱり分かりにくいと思うようなら勉強系のアプリを利用するのも良いと思います
今は勉強系のアプリも充実していますよね。
我が家も利用しているのがスタディサプリです。
スタディサプリの良いところは1本の動画が約15分程度と短めなところです。
長すぎないので気軽に見始められることができるし、なんといっても授業が分かりやすいんです。
そのうえ
- 先生の話がゆっくりだな、と思えば倍速で見られる
- この部分はわかると思えば早送りすることもできる
と、とにかく効率が良いのが嬉しいのです
受験生はとにかく時間がないですからね。。
しかも6年生の動画を見ていて『この単元わかりにくいな』と思ったら学年を下げてその単元の基礎の動画も見ることができます。
例えば
6年生の単元の面積比や相似が苦手で分かりづらいな・・
↓
5年生で習った逆比や比例配分などを視聴することで理解できる
こともあるわけなんです。
お金はかかってしまうのですが、どの学年の授業も見放題なので終了した単元の復習にも役立ちますし、これから勉強する学年の先取り学習もできます。
|ω・)<本当は1人1アカウントですが、どの学年も見放題なので我が家は現在、中学講座と高校講座の2人分見ています。
小4~高3まで講座があるので小学4年生以上のお子さんをお持ちのご家庭は検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
親が一緒に勉強することは、子供にとってみても自分の中学受験を応援してくれているという思いにも繋がるような気がします。
実際、我が家は2人とも思春期に入る手前の時期に、親と楽しそうに勉強をしていました。
今は色々な勉強方法があります。
夏休みなどの長期休暇をうまく活用して、お子様に合う勉強方法で基礎部分の強化をしてあげてくださいね。
応援しています!
(`・ω・´)ゞ