日能研に通う5年生のクラス分けや家庭学習などのスケジュールは
中学受験をする場合、ほとんどの小学生は約3年間という長い時間を勉強にあてることになりますよね
そして小学5年生になると4年生から始まった日能研でのペースが自分の中で固まってきた時期でもあります。
ここまで1年間塾に通ってみて子供の生活の中に塾が取り込まれているようなら、それほど心配はいりません。
今回は日能研に通う5年生のクラス分けや家庭学習などのスケジュールなどをお話していきます。
日能研に通う5年生のクラス分け
これは私の姉の家の場合の話です。
姉は二人の子供を私立中高一貫校に通わせている専業主婦です。
子供達は5年生になる前にオリエンテーションという形で、5年生のカリキュラムの説明会のようなものがあります
それは簡単に言えば2倍くらいの太さになるテキスト類に驚く生徒を動揺させないためといってもいいでしょう。
今まで勉強してきて、それでも『こんなにたくさん』と思っている間に、さらにテキストは2倍の太さに変わるわけですから子供たちのため息も聞こえてきそうです。
その驚きと不安を取り除くために先生からのお話があるわけなんです。
日能研に通う5年生のテスト事情
そして4年生から変わることの1つに全国テストが毎週になります
5年生になるとこれまで1週間ごとに少し息抜きができていた受験生たちに、週末さえ時間がなくなるという状況が起きます。
テストはその日のうちに答えもわかります。
そしてそのテストの出来次第で次の月曜日からの席順が変わるというものです。
大人にしてみれば、かなりシビアなことを子供にさせるのだなと考えてしまいますが毎週のテストが通例となると本人達はさほど気にしなくなります
そして自分の成績の目安として、いつもどの列に座っているかということでだいたいの判断ができます
また数か月に一度成績順でクラスも変わります
席順はいつものクラスの中での場所の違いだけですが、クラスが変わると違うクラスに移動するわけですから、先生も周りも違います。
クラス分けは年に4回くらいありますが、そちらの方が本人にとってのダメージは強いようです
クラスがどんどん落ちてしまうと
4年生の間にテキストの内容をしっかりと理解できていれば、そのままクラスも変わることはありません。
ですが次のクラス、次のクラスと落ちて行ってしまうお子さんもやはりいます
それがどうしてなのか?ということは様々な理由があると思いますが、主には4年生の時に勉強したことの中に多くのわからないことが含まれていたということではないでしょうか。
4年生はまだ始まったばかりなのでそれほど難しい問題やテストはありませんが、その中でどうしてもわからないという子供もいると思います。そして
- わからないまま先に進んでしまう
- 先生に聞くこともない
という悪循環で下がっていくことがあると思います
日能研に通う5年生の家庭学習
子供なのでテストの結果を見せてくれない、ということはまだありません
我が家の場合は『このままだとクラスが落ちるのでは?』というピンチになると慌てて勉強させるという状況でした。
席順がだいたい下位の列に近づくと『危ない!』というような具合でその時はテストの復習をしていました
それも毎日ではなく日曜日に父親がいる時だけ、簡単に塾のおさらいをしていました。
父親は自身の仕事をテーブルでしているので、そこで一緒の時間を過ごすということです。
そこで分からず悩んでいると『パパ、これ・・』というように助けを求めてきます。
そこで初めて父親がテキストを見ます。
部屋で勉強すれば、わからないところはそのままにして宿題のページだけをとにかく終わらせればいいと思ってしまうようですが目の前に父親がいれば、答えのない宿題を見られるのではないかとちょっと焦るようです
そこで父親にわからないところを聞いて、聞かれた父親が教えるという方法で家庭学習をしていました
5年生のうちに父子でこういった『わからない』と言えるような関係ができていると、難しくなる6年になってからすごく助かります。
我が家の子供達は、塾の先生に恥ずかしくて聞けない性格なので『父親に聞こう』というセーフティーネットのようなものができあがります。
毎日ではなく日曜日だけ一緒に勉強するのにも理由がありました。
それは、子供たちが塾から帰ってくればもうとっくに子供の寝る時間になります。
その頭の回っていない疲れた体で勉強してもほとんど効果は望めません。
それなら日曜日の昼間にその週の分からなかったことをおさらいする方が健康的に過ごせると思ったからでした
日能研に通う5年生のスケジュール
5年生になると
- 平日に4日
- 毎週土曜日
が塾となり平日は学校から急いで帰って来て塾に送って、という生活の入り口に入ります。
平日に自由になる日はたったの1日ですが
- 友達がみんな同じ塾に通い
- 同じ曜日に塾が休み
ということは残念ながらありませんね。
それまで仲良しだった友達ともなかなか遊べなくなります。
我が家では遊ぶ約束ができた時は、なるべく遊ぶ方を優先していました
小学生が遊ばないというのはあり得ませんし、たった1日でも遊ぶことで気分転換にもなります。
約束がない時には必要な文房具を買いに行ったりゲームもしていましたよ。
まとめ
5年生は、このまま受験勉強を続けるかどうかを考える時です。
お子さんに無理があり成績が下がってくる、そうなってくると6年までもちません。
6年生になると今以上に時間も量も増えるので、このまま塾が続く生活に慣れるかどうかをよく見てあげてください。
どうしても中学受験を続けさせたいけど成績が下がり続けるということもあるでしょう。
そういう時は早く子供のわからないところを見つけてあげてくださいね。
『でも子供のやってる勉強はわからないし・・』とか言ってる場合じゃないです
親もファイト!
(`・ω・´)
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
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