日能研5年生の夏期講習費用が高くて参加しないのはアリ?勉強時間は?
4年生から始まった塾にも、だいぶ慣れて来て学校と塾がある生活が普通になってくる時期です。
この時期にも全国テストは毎週ありますから、おおよその自分の偏差値を把握することができますね。
ただ5年生の時と6年生になってからの子供の成績の見方や考え方は少し違います。
日能研に通う5年生の夏期講習費用が高くて参加しないのはアリかどうか勉強時間などについて、そのあたりをお話します。
日能研5年生の夏期講習費用
これは私の姉の家の場合の話です。
姉は二人の子供を私立中高一貫校に通わせている専業主婦です。
2018年のように災害レベルに夏休みの気温が上がるとどうしても体力の消耗は激しくなります
我が家が通っていた時の日能研の5年生の夏期講習は4科目で、費用はテストもあわせて合計25日間で約14万円でした
ちなみに5年生で一年間通い続けると約70万円なので、すでに私立中学に通っているのと同じくらいの金額になります。
昔なら夏休みは8月31日まで、きっちりとお休みがありましたが最近では
- 27日頃から始まるところ
- 3学期制ではなく2学期制になっている都道府県
などもあり、そのあたりは住んでいる地域によって違いますよね
その短くなりつつある夏休みに25日も塾に通うというのはもはや休みはないと考えるのが妥当なところです
5年生はすでに中学受験の受験勉強の入り口のようなものになります。
ですが我が家は最初にパンフレットをもらい、この約14万円の金額を見た時にあまりの高さに倒れそうになりました。
塾での勉強の内容がこのくらいの金額になる驚きとそれを当たり前のように他のご家庭がお金を出すという意識に追いつけていないのが正直なところでした
日能研5年生の夏期講習 参加しないのはアリ?
今になって見ればかなり無謀としか言いようがないのですが我が家では『ここまでお金を出す必要があるのか?』なんてのんびりしたことを考えていました。
そして我が家では初めて受験をする上の子だったこともあり『行かなくてもいいんじゃない?』と安易に考えて夏期講習をやめたのです。
同じ塾に通っているお子さんは、みなさん出席して我が子だけが行きませんでしたが子供もそのことに不思議に思うこともなかったようです。
みんなが夏期講習に参加している時間に何をしていたかというと小学校のプールに通って、市で開催する水泳大会の練習に励んでいました。
他のママ友には、かなり驚かれましたが当の本人は毎日泳いで真っ黒でした
そしてお昼に練習から帰って来てから4年生からのテキストを全部やり直すという勉強をすることにしたのです。
これは自分で勉強して、できなかったところをチェックして週末に父親と一緒に勉強するという感じです。
復習になるので難しいという大変さではありませんが、ファイルにすると会社のオフィスで使うファイルの厚みくらいの量になるので全部終わらせるのには時間がかかりました。
そして勉強の時間も『今日はここまでする』と決めておいて、それが終ればその日の勉強も終わります
だいたい2時間から3時間くらいです
小学校から出される宿題については我が家の子供たちは2人とも1学期の終了式の日に1日で終わらせて、あとは観測や工作などだけにするのが毎年のことでした
なので夏休み中の勉強の中に学校の宿題はありませんし遊ぶ日もありました
日能研の夏期講習は復習という形なので、こういうことも可能となります
夏期講習に行かなかったからといって、上の子が第一希望の学校に入れなかったということもありません。
日能研以外のよその塾では夏休みの間にも新しい分野での授業をするところもあります。
そういう塾は夏期講習をやめるのは勇気がいりますが家でも勉強の時間が取れるのなら行かない事も選択肢の1つかもしれませんね
日能研に通う5年生の勉強時間は?
近頃は子供が少なくなってきているので、受験日を1日だけにしないで複数日を設定している学校が増えました。
そして女の子は4教科で受験しなければならなかったところも、2教科型のところなども増えています
ただ偏差値の高いところになると
- 女子は4教科
- 男子は3教科
がほとんどになります。
そして毎週の全国テストは4教科で受けるので男子・女子ともに合わさった結果がでます。このことで
- 本人がどのあたりにいるのか
- どのくらいの学校を受けることができるのか
がわかります。
6年生の全国テストになると難関校の男子は3教科になってしまうので、順位がでても女子にとってはわかりにくくなります。
5年生までの全国テストの結果は全体を見るにはとても重要で、6年の全国テストはその志望校に入れるかどうかを分析してくれるようなものとなります
共学の進学校も多いですが、どうしても超がつく開成や灘・桜陰などは共学ではありません
そこは共学か別々のところにするかは6年になるまでに考えておくといいですね。
進学校に行くということは、この先も勉強が続くことになりますしそのあたりの進学校を選んで入学してくるお子さんは、それを希望しているので勉強し過ぎるということはありません
そして大学付きなら受験のない学生生活を満喫してそのまま高校3年まで過ごすことができます。
5年生の小学校で行われる全国一斉テスト
日本の子供の学力を調べるために文部科学省が47都道府県に一斉にテストすることが5年生でありますよね。
かつて橋下元大阪知事が大阪府の成績の悪さに、ものすごく怒っていたことなどがありました。
全国一斉テストの結果をニュースなどでも見ることもあると思いますが、だいたい順位の良い県は秋田・青森などの東北勢です。
テストは3学期にならないと返却されなかったと思いますが文部科学省の問題で特にひねった問題はないように思えても実際に5科目満点を取るのは難しいんです
ちょっとしたうっかりミスなどもあり、普段とても勉強ができると思われているお子さんでもパーフェクトにならないということがあります。
あのテストが中学受験にどう関係しているか?ということですが物事を解く力や正確性がすごく出ます
なので努力家で頑張っているお子さんでも意外に間違えが多かったりします。
もし結果がわかっているのであれば、我が子の性格がわかるので見てみてくださいね
まとめ
5年生の夏があければ、これでもかというほどの勉強になります。
ここで一番大変になるのは、じっくり考えて正確に答えを出すタイプの子です。
とにかく電話帳のように厚いテキストを一気にやるので、夏からの疲れも出て苦しくなってきます。
母親はそんな我が子を見ると辛そうで何とも言えない気持ちになりますが、この先に待っている勉強はさらにヒートアップしていきます。
親も子もここからが正念場です
しっかりと見守ってあげてね
|д゚)ジー
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
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