中学受験で塾についていけない!転塾のタイミング6年生ならどうする?
それぞれの家庭において子供への教育への関心や子供の将来への考え方は違ってきますよね。
小学校の早い段階で、中学受験を意識している人達はそういった情報にとても敏感です。
そして一般的に塾が始まる4年生になる前の段階から、すでに進学を考えた塾に通っているというお子さんもいます。
そうやって他の人よりも早くから勉強を始めたからといって、全員が偏差値の高い中学に合格できるかといえば必ずしもそうではありませんよね
そして中にはどんなに早くから勉強を始めても、途中で塾をやめてしまうというケースも実際にあります。
中学受験で塾についていけない時や6年生での転塾のタイミングをどうするかなど、そのあたりをお話します。
中学受験で塾についていけない時
これは私の姉の家の場合の話です。
姉は二人の子供を私立中高一貫校に通わせている専業主婦です。
今思えば小学3年生の時に『中学受験の塾に入った方がいい』と友人にすすめられなければ中学受験はしなかったかもしれません
当時の私には『受験というものは、高校受験と大学受験の2つだけ』ということが頭にありました。
それが今では中学受験は当たり前になっていて中学受験に対する考え方もだいぶ変わってきています
小学生が週に3回も4回も塾に通って勉強するということを3年間もするということは、大人でもかなり辛いことですよね。
- しかもできなければ、どんどんついて行かれなくなってしまう
- それでも親はそのまま塾に通っていれば何とかなると思っている
そういった悪循環に陥ってしまい、早くから塾に通っているお子さんであっても途中でやめてしまうことがあります
中学受験の塾を続けるか辞めるか
塾をやめてしまう時期は、だいたい5年生の2学期頃から後半にかけて多くなります
それまで頑張って来たけれど、数か月ごとに発表されるクラスがどんどん下がっていくことを止められなくなるからです。
我が家の子供たちが通っていた日能研は、とにかくマンモス校だったので、学校のクラスよりもはるかに多い8クラスもありました。
入塾した最初の頃は前からいるお子さんが上位のクラスにいます。
ですが5年生の2学期あたりになると先に始めたからという特典はもう通用しなくなります
そして上位にいたのにクラスが落ちて行き、周りの子たちに抜かれてしまうことでやる気をなくしてしまう子供がでてきます。
こうなってしまうと、親も子もこのまま続けるべきか辞めるべきか迷いが出始めてきます
中学受験の転塾のタイミング
子供本人が一番つらくて苦しくて、もうどうしていいかわからない時でも、それでも母親は『我が子ならなんとか持ちこたえられるのではないか』と期待してしまいます
塾に通い続けていなければ中学受験が難しくなると思っているからで志望校が決まっていればなおさらその気持ちは強くなると思います
ですが神経質なタイプの子供にとって中学受験はとてもつらい時間が長く続くことになります。
本人の表情も暗くなっていき、ぼそっとでも『塾辞めたい』と言って来たらもう子供も限界です。
そうなったら、もうこれ以上の力は出せないということです
1度じっくりと家でこれからの方向を一緒に話すことが大事だと思います。
中学受験をあきらめたくない
とはいえ今の段階で力が出せないからといって中学受験ができないということではないのです。
進学塾はどうしても難しい学校に入らせたいという思いがあるので、そのレベルにいる子供たちは普通に授業をこなしてきますが、その分先生と生徒の繋がりは少なくなります。
日能研のような『学校型のスタイル』だと個人的に先生に聞きにいくということは、あまりできません
その子がもし行きたい学校があって、その学校に未練があるとしたら家の地域にある個人の塾に変更することでいい方向に向かうこともあります
個人で経営している塾は先生とほぼ毎回、向き合う形で勉強するのでしっかりとわからないところを教えてくれます。
そしていろいろな子供の性格をまず重視してくれるということも利点です。我が子のように
- 先生に目立たず
- ひっそりとやることだけやって
- 手も絶対にあげたくない
というタイプには団体の塾に紛れ込むのが本人にとって楽ということもあります。そこは
- 我が子の性格
- 勉強のやり方
などのタイプでその塾と合うかどうかが決まってくるように思います。
個人経営の塾は、情報や対策などの面での違いはありますが教えることに違いはありません
ママ友のお子さんも個人の塾に通い第一希望に合格していますよ。
中学受験を控えた6年生の転塾はどうする
上の子が4年生の時、近所に住む女の子が6年生になって急に日能研にやってきたのです。
それまでその子は地域で中規模な駅前の塾に通っていました。
すごく驚きましたがその子が優秀なことはよく知っていたので塾を変えて上のレベルを目指すのだろうと思っていました。
ですが決まった学校はその1つ下の偏差値の学校になりました。
もちろん1番手も2番手もそのくらいのレベルになるとほとんど変わりません。
だけどもし4年生から大手の塾に通っていたのなら、結果は違っていたかもしれません
大手の進学塾では4年生からテキストも順序立てて作られているので途中から転塾して入るのはリスクが伴う可能性があります。
その子は最終的に国公立大学に入学したので、中学に入ってからも努力を続けたのでしょうね。
まとめ
現在我が子は中学生と高校生ですが何かあってもなくても、すぐスマホです。
そのスマホの時間を『スマホをやってないで勉強したら?』と思ってしまうのですが、そのことを一言でも言ってしまったら怒って部屋に入ってしまいます。
そうやって考えてみると、まだ『スマホ依存症』とまではいっていない小学生のうちに受験勉強をするのは中学生・高校生よりはるかに言うことをやってくれるので、親の精神的な負担がかなり減ると思います。
という私もスマホ中毒に近いので子供に怒っても説得力がないのですが
(;´∀`)ァハハ
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