日能研に通う5年生の費用とクラス分け お弁当は必要なの?
中学受験で気になるのは、よほどのお金持ちでない限りその塾の費用ではないでしょうか。
中学受験をすると相談している時点で『あー〇〇中学は、これくらいの入学金と学費がかかるのかあ』なんて話になりますよね。
でも実際は『中学受験をする』と決めた段階から塾が始まり、次々とかかる塾の学費にさらに驚く状態になります。
今日は日能研に通う5年生の費用とクラス分けについてと気になるお弁当などの現実的な話をしていきます。
日能研に通う5年生の費用
これは私の姉の家の場合の話です。
姉は二人の子供を私立中高一貫校に通わせている専業主婦です。
下の表は2020年前期の日能研5年生にかかる塾代の費用です
我が子が通っていた時とは、金額は多少違いがあります。
現在は少子化のために受験科目が2科目・3科目もありますが、我が家の住む地域では女の子の入学試験がほとんど4科目になっていたので言ってみればフルコースでの受講でした。
【日能研5年生の費用(2020年前期)】
これだけでもざっと40万円です。
夏期講習と冬期講習も含めると、5年生での1年間で約70万円くらいかかる計算です
こういったオプションを受けない選択をすれば、塾代はいくらか抑えることはできます。
ですが周りのお子さんが講習に通うなかで、我が子は通わない選択をする事には、やはりためらいはあります。
それでも我が家では5年生の夏期講習は通わないことに決めました。
関連記事日能研5年生の夏期講習費用が高くて参加しないのはアリ?勉強時間は?
我が家の場合は3才違いということで、同時にこの金額を出すことはありませんでしたがトータルで6年間払い続けて来たと思うとものすごい金額だったことをあらためて痛感します。
それなら塾に行かないで自宅での勉強を続けて中学受験が可能か?ということです。
前にありましたよね?下剋上受験という話でドラマにもなり本も出版されていますね。
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父親が仕事を辞めて子供と二人三脚で頑張るストーリーです
もし自宅で勉強となると、おそらくあれに近い状態になって父親か母親のどちらかが付き合うことになるでしょう。
そしてあそこまで献身的に子供と一緒にやっても結果が出ないことも十分考えられます。
それはもちろん塾に関しても同じですが、もし塾に行くとなると
- 電車で通学するか
- または車で送るか
という問題も出てきます。
自宅で勉強するか塾に通うかに関わらず献身的なサポートは必要になってきますね
電車で通塾するにしても終わって帰るのは9時を過ぎるし、その時間に小学生が1人でいることも危ないものです。
駅から自宅までの道のりも心配なので、我が家では同じ塾に通っているお友達の子の何人かと連携して車で送り迎えをしていました。
日能研に通う5年生のクラス分け
日能研では8クラスありましたがみんな同じ時間に始まり同じ時間に終わるので帰りはみんな一緒ということになります
クラスは、毎週ある定期テストの3か月分くらいでクラス分けの紙が届きます。
それによって5年生までは一斉にクラスが変動します。
6年になるともう志望校別のクラス分けになってくるので、5年生までの成績が子供の偏差値の目安になります。
クラスも、塾に入った当時に振り分けられたクラスの前後を動く程度ですから下にそれ以上に下がるということは黄色信号です。
2段階のクラスを落ちるということはほとんどないので、その時は先生に聞きに行った方がいいかもしれません
一番わかりやすいのは毎週土曜日にある全国テストで、それによって月曜日からの席の順番が変わります
最初は小学生がそんなシビアな世界にいるのかとかなり驚きましたが、小学生の方が意外に淡々としたものです。
席がわかるとそこに座り授業を受けて帰ってきます
それも5年生の秋ぐらいになってくると、そのクラスの中で極端に席が下がるということもなくなってきます
その時のテストの出来で、前後に5番くらいの違いがあるだけになってきます。
日能研に通う5年生にお弁当は必要?
私が一番気になったのは日能研に通う5年生の夕ご飯はどうすればいいのかということでした
小学校から4時過ぎに帰って来て、すぐに塾に出かけるようになるので家で一緒に夕食は食べられません
そのため塾に行く前までにお弁当の用意をしておく必要があります
豪華な塾になると塾の方でお弁当の発注をしてもらえると聞いたので、うらやましいと思ったこともありましたが
- 学校から帰って来る4時までに
- 平日の4日間は毎回
お弁当を作ることになります。
下の子の時には、すでに上の子も私立中学校に通っていたので朝1つ、夕方1つを作っていました。
塾でのお弁当の時間は小学校の給食の時間のように、たっぷりと時間があるわけではありません。
- 小さいおにぎり
- 小さめの唐揚げ
- プチトマト
など、すぐに食べられるものを用意しなければ授業に間に合わないようでした。
保温の出来るお弁当箱を使ったりスープジャーに入れたりしてもみましたが、結局求められるのは手軽で簡単に食べられるものです。家で食べる夕食のような
- 普通の温かいご飯ではない
- 限られたメニュー
になりますが、そういう夕食を続けていました。
最近の公立中学は給食も普及している地域が多くなっていますが私立中学のほとんどはお弁当です。
私立の中高一貫校に入学した場合、小学生時代の塾の3年間をプラスすると9年間という長い間お弁当を作ることになります。
- 塾の送り
- 夜のお迎え
- お弁当
など、母親がフルタイムの仕事をしている場合かなりこの期間は大変ですね
まとめ
5年生の勉強次第で、受験できる学校が見えてきます。
4年生のうちは塾に慣れるだけだった子供が徐々に変わるようになってきます。
5年に入り自分が何を目的に勉強をしに塾に行っているかという事がわかりだすと徐々に成績が上がって行くというようなところがあります。
この3年間は、その子それぞれでペースが違うのでくれぐれも1度の成績で一喜一憂しないようにしてくださいね。
それが1番難しいんだけどね
(´Д`)ハァ…
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
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