中学受験の小学校の欠席日数と内申書 病気の時学校休んで塾に行く?
私立中学を受験するには、小学校の担任の先生の作成した内申書が必要となります。
その封筒は学校の公式の判が押されていて、中身をみることはできません。
内申書に必要になるのは6年間の成績や学校での生活態度、そして欠席日数です。
今回は、中学受験の小学校の欠席日数と内申書のことや、病気の時に学校を休んで塾に行くかどうかについてお話します。
中学受験の小学校の欠席日数
これは私の姉の家の場合の話です。
姉は子供を二人とも日能研に通わせ現在は私立中高一貫校に通わせています。
学年で出席しなければならない時間数は、どの小学校も同じように決められています。
突然の台風の直撃などは欠席日数とは関係がありません。
またインフルエンザかもしれないと学校を休んで病院に行った日も陽性反応が出ればその日から登校の許可が下りる日まで出席停止扱いとなりますから、それも欠席日数には影響しません
ただ小学校の授業を受け行事をこなし、そして中学受験の勉強を続けていくうちに、かなり体力を消耗してしまっている場合があります。
体力のあるお子さんなら数日も休めばまたもとに戻りますが、なかなか自分の調子を取り戻せずお休みが長引いてしまうこともあります。
そういう時ですから体調を崩してしまうお子さんもいますしそうなってくると欠席する日数も増えてしまう可能性もあります
一日中調子が悪いわけではなく
- 少しの時間なら勉強ができる時
- 短時間でも学校に来ることができる時
は遅刻や早退扱いになりますから欠席とはなりません。
可能なら、親御さんに付き添われて先生と一緒に授業の確認をすることもあります。
特に6年生は精神的にも追い込まれやすい時期なので子どもにとっては大変な時期です。
中学受験の内申書と欠席日数
小学校を病欠するとなると、気になってくるのが内申書ではないでしょうか
内申書は、非公開の個人情報ですから公になることはありません。
ですから正直なところ詳細はわかりませんが欠席日数はおおむね10日程度が目安という話をよく聞きました
また私の知っている限りでは、小学校の時に体調を崩し長期的に休んでしまっても
- 欠席理由がしっかりと内申書に書かれている
- 試験の合格ラインに達している
ようなお子さんは合格されていました。
(学校が内申書を作成する時に、お母さんが『病気のため長期で休んだことを書いてください』と伝えたようです)
実際に我が家が受験勉強中にもこういったことが他のお子さんに起こりましたが、そのことで不合格になるようなことはありませんでした。
これはもちろん、その中学の判断基準によりますが、受け入れる側の中学もまた義務教育中であるということが大前提になりますから、あとは試験の結果次第ということも大きいのでは、と思います。
病気の時は学校休んで塾に行く?
体調が悪い時は塾を休むと思いますが、特に6年生は休んだら勉強についていけなくなりそうで怖かったり不安や焦りがでたりしませんか
親御さんにとっては、とにかく勉強が遅れてしまうのではないかと心配で仕方ないかもしれません。
これはそれぞれのご家庭の教育方針によるところですが、具合が悪いから小学校を休んだのに塾に行くというのは、普通に考えたら少々違和感がありませんか
もう何日も小学校を休んで、明日から学校にも登校できるというような回復期には、次の日の準備も兼ねて、調子のよくなった午後には塾のテキストを、自宅で自分なりにめくって考えてみるくらいで良いと思います。
まだ小学生なので
- 支度をして
- 電車に乗って
- 塾に行って
- 急いで帰って寝る
となると体調がまた悪くなってしまうかもしれませんし、塾に来ている元気なお子さんにうつしてしまう可能性もあります。
休む時は思い切って休んでしまって、次に塾に行った際に、休んだ回の勉強を自習室などでしてみてください
自分で勉強するのは限界があるでしょうから、分からない箇所は先生に質問すればもちろん教えてもらえます。
日能研では、その日に行われた講義の内容を全部ビデオに収めたものがあるので借りることができます
それを見れば、自分で勉強しても遅れは感じないのではないでしょうか。
子どもの方でも、毎回のカリキュラムの進め方を熟知しているわけですから、それと同じように自分でしてみれば、それほど難しいと感じてないかもしれません。
そしてすぐに追いつきます
我が子の場合は、小学校を休んだ時は自動的に塾もお休みをしていました。
そして数日して元気が出てきたら『読書だけはいいよ』ということにしてベッドに座って読んでいました。
もちろん午前中は一度も目が覚めることなく眠っていましたが、その時に子どもは急激に回復していたようです。
そして午後になると、なんとなく元気が出てくるので動かないように読書という取り決めをしました。
もちろん疲れたらまた休むといった感じです。
その読書も好きな物語などではなくことわざのマンガや日本史の漫画と限定していました
それを読むことで少しでも受験のフォローができればと考えていたからです。
お子さんが嫌がるようなら無理は禁物ですが
- 適度に
- 体と相談しながら
といった感じで取り入れてみてはいかがでしょうか
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まとめ
子どもは元気なように見えて、もう立つこともできない程体力を消耗していることってありますよね。
親御さんが気づいた時には、できるだけ早く休ませてあげて、少しでも体をゆっくりさせることが先決だと思います。
特に受験が近づいた冬に向かう頃の無理は禁物です
ここまで頑張ってきた勉強が当日に台無しになることだけは避けたいものです。
家にいても勉強はできますから、焦らずにコンディションを受験に合わせられるようにしてあげてくださいね
(`・ω・´)ゞ