中学受験 国語が超絶できない息子が読解苦手克服のためにやったこと
我が家の息子は低学年の頃からびっくりするくらい国語が苦手で中学生の今でも国語は得意ではありません。
だけど受験科目に国語は必須です。
わからないからといって避けて通ることができない教科なので親の私もほとほと困りました。
中学受験の国語が超絶できない息子が読解苦手克服のために親子でやったことについてお話しします。
中学受験 国語が超絶できない息子
これは私が実際に体験した話です。
私は二人の子供を公立中高一貫校に通わせている専業主婦です。
息子は算数が得意で国語が大の苦手です
生まれ持ったものらしく幼稚園の頃から数の足し算や引き算は楽しんでしていましたが絵本を持ってきて『読んで』ということは数えるほどしかありませんでした。
小学生になり4年生の頃から進学塾へ通い始めましたが国語の成績は大幅アップとはなりませんでした
算数の力はメキメキと上達していきましたので全国テストなどを受けるとこの2教科の偏差値は30くらい離れてしまうこともありました
- 算数で高得点をたたき出しても
- 国語の点が悪すぎて足をひっぱり
- 合算すると成績がかなり落ちる
ということも1度や2度ではなかったのでもったいない!と何度怒ったかわかりません。
怒るだけでは国語が上がらないので返却された国語のテストをよく見ると得点できているところとできていないところが明らかに分かれていました
得点できているところ
得点できているところは主にテストの最初の部分に大問1⃣として出題されている語句の問題でした。
- 漢字
- ことわざ
- 慣用句
などの覚えればなんとか点がとれる知識問題です。
この部分はひたすらに勉強して記憶していたので割と簡単に点数に反映していました
得点できていないところ
一方得点できていないところは読解問題全般でした
語句の問題は記述でも選択でも比較的点がとれるのですが読解問題となると記述も選択式もほぼ全滅なんです。
このように国語で得点をあげているところはほぼ知識問題の部分なのでここをつまずいてしまうと国語全体の得点が大幅に下がってしまっていました
お気に入りのものなら読書も小さい頃から楽しみながらしているので、なぜ国語の読解問題ができないかと私もかなり悩みました。
中学受験 国語の読解が特に苦手
漢字や語句はこのままの調子で覚えながら勉強すれば良いのですが長文読解が不得手なままでは全体的なレベルの底上げにならないことは一目瞭然でした
息子が長文読解が苦手だと気付いたのですが読解問題の
- 詩
- 随筆文
- 論説文
- 物語文
のなかでも特に物語文が不得意のようだと感じました。
とりわけ主人公の人物の心の動きを察知するような出題にはお手上げ状態で『これは絶対にない!』と私が思うような選択肢をあえて選ぶのが息子でした(涙)
抜き出しにしろ選択式にしろ、おそらく大袈裟に書いてあるところを選んでしまうのでしょう。
この大袈裟に書いてあるというのは大人である私の観点なのでこれを小学生が見抜けないのだと思いました
『主人公の気持ちじゃなくて出題者が何を選ばせたいかを考えてみたら・・』と林修先生を気取って私が言ったところで主人公どころか出題者の気持ちもわからない息子にはさっぱり伝わりません
そこでまず取り組んだものは思考力の向上でした
ひとくちに思考力の向上と言ってもいきなり難しいものはできませんし初めからやろうともしないので簡単なものからはじめました。
息子が取り組んだ問題集はこちらです
初めは簡単なのでサラサラ~とやろうとするのですが
- 問題をクリアすることが目的ではないこと
- 簡単なところでもしっかり考えること
- 接続詞の重要性
などを言い聞かせて小学4年生から取り組んでいきました。
中学受験 国語の苦手克服のために
中学受験の国語全体の苦手克服のために小4から取り組みを始めましたがそれは受験直前まで続きました
小4から行ったことは
- 分からない・知らない言葉が出てきたら必ず辞書を引く
- まとめノートにして、自分の辞書のようにする
- 文章題を解く・丸付けはワンセットでする
- 間違えたところの解答と自分の答えを色分けして線を引く
- 同じ問題を次の日に解き直す
- 実生活とはかけ離れた話を読むことに慣れる
- 毎日○分と時間を決めて必ず国語の勉強をする
- 早く解き終わっても決められた時間はやる
これに加えて小6になってからは
- 志望校と似たような問題傾向の学校の過去問を解いてみる
- 実際の入試で、どのくらいのスピードで読み書きするかを調整する
ということを続けていました。
特に6年生になってからは塾が本格的に忙しくなって時間が思う様に取れないことも多かったのですが半ば習慣のようになっていたので続けられたのかもしれません
何が良かったのかはわかりませんが6年生の時の全国テストの国語の偏差値は60台に安定しました
それでも他の教科からみると1番低い数値だったけれど物語文が出題されないときにはもう少し良い数値になりましたし伸びしろという部分においては国語が断トツでした
本人的には苦痛なく国語の勉強に取り組めたことと
- 間違えても
- 点数がとれなくても
- やると決めた勉強をサボらなければいい
とアドバイスしてきたことも良かったのかもしれません。
まとめ
我が家の息子は長文読解も苦手でしたが作文も超絶に苦手でした。
ですが公立の中高一貫校の入試問題は全国的に適性検査が多く、私の地区の公立中高一貫校も適性検査問題でした。
一般的な国語の入試問題の苦手を克服しながら適性検査のための作文を書く練習をしていましたので、とにかく6年生ではそれまでに比べて国語に関する時間が多くなりました。
国語に限らずどの教科もそうですが『うちの子この教科苦手かも』と感じたら早めに対策をしておくに越したことはありません。
まずは持って帰ったテストの結果を分析してどこが弱いのか見つけてあげてくださいね。
二人三脚で頑張って!
(`・ω・´)ゞ
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。