公立中高一貫校模試は必要?おすすめや模試の自宅受験について
模試は中学受験においてのリハーサルのようなものです。
発表会にリハーサルがあるのと同じように入試にもリハーサルは必要です。
公立中高一貫校対策として適性検査問題の演習を重ねてはきたけれど「いざ本番になると余りの緊張に手も足も出なかった」などということがあっては困ります。
本番ではやり直しはきかないからです。
しかしこれが本番ではなく模試だったとしたら落ち込む必要はありません。
また次の模試で頑張ろうと思えば、やり直しができるからです。
緊張は何度も経験していくうちに必ず慣れてきます
本番までに経験をして場慣れをしておくためにも模試は必要です。
今回は、公立中高一貫校の模試で得る事や小学6年生におすすめの模試などについてお話します。
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目次
公立中高一貫校の模試を受けるメリット
公立中高一貫校の入試は適性検査というものです。
これは小学校の学習内容を基本にしていますが、一問一答のように暗記して問題に答えれば済むというものではありません。
問題は科目で区切って出題されるのではなく
- 長い文章を読みテーマを把握し、複数の資料を読み取る読解力
- 課題を発見し論理的に考え解決策を探る思考力
- 問題の条件を満たしながら考えたことを相手に的確に伝えられる表現力
などが総合的な問題となって出題されます。
出題方式も小学校で受けるようなテストとは違い、おそらくこれまでに見たことも解いたことのないような形式なので本番でいきなり挑んだとしても点数には結びつかないでしょう
適性検査のように、資料を使って自分の考えを表現するような問題は同じ形式の問題を解いて慣れておく必要があるのです。
また近年増加している私立中学校の適性検査型入試を受ける場合でも、求められる力は公立中高一貫校の適性検査と同様に、考える力や表現する力になります。
- 適性検査の対策
- 自分の力を試す
という意味でも、模試を受けることには大きな意味があるのです。
模試は本番と同じような形式の問題で作られているので、受ければどのように解けばいいのかという練習になります。
何度も取り組めば、その形式の問題に慣れてスムーズに解けるようになりますし、始めは時間が足りなかったようなレベルの問題も、徐々にスピードが付いてきます。
本番で慌ててしまわないように積極的に模試を受けてみてください。
模試から得ること
模試を受けることによって、主に2つ得ることができます。
②試験の雰囲気に慣れること
まず1つ目は自分の考えの表現の仕方を学ぶことができることです
適性検査の基礎となっているのは小学校で学習する算数・国語・理科・社会の4科目ですが、自分の考えを的確に表現できなければいけない問題が多くなっています。
普段学校でしている勉強だけではなかなか身に付きませんが、模試を受け、こういった問題をこなしていくにつれ自分の考えを述べる力が身についていきます。
2つ目は試験を受ける雰囲気を体感することができることです
入試はたくさんの知らない人たちの中で行われます
普段とは違う緊張感に包まれた空間ですが、受けることでどんどん雰囲気に慣れていきます。
何度も受けることで落ち着いて試験を受けることができるようになるでしょう。
公立中高一貫校の模試は必要?
適性検査の勉強をしている間に模試を受けることは必要です。
模試の会場に行けば、自宅や塾で学習しているよりもたくさんの人に囲まれます。
「自分と同じように頑張っている人がいる」ということを感じることは、合格を目指す上でのやる気を保つことにつながります。
倍率が高い公立中高一貫校は、途中で挫けそうになることもしばしば発生しますが、模試を受けることで合格を目指す気持ちを再確認することができます
また模試の結果から自分の苦手な部分や解き方のポイントなどを客観的に判断することもできるため模試は必要なものなのです
模試を受けるという行動にも、実は経験が必要です
- どのぐらい時間の余裕をもって出発すればいいか
- 持ち物はどのようなものがいるか
など模試を受けることで本番に近い形を経験することができるのです。
公立中高一貫校の模試の種類
公立中高一貫校の模試にはいろいろな種類があります。
試験会場を選択できるもの
自宅受検できるもの
模試の間に保護者説明会が開催されるもの
例えば6年生を対象にした模試は有料が多いですが、中には受検料が無料のものもあります
次に会場で受けるか、自宅で受検をするのかを選ぶことができる模試があります。
自宅近くの会場がよければそちらを選ぶこともできますし、志望校が決まっていればその近くの教室を選ぶこともできます。
また会場に行くのではなく自宅で受検をするというのを選ぶこともできますから、個人の希望で受け方を決めることができます。
そして模試の中には子供の受検時間を利用して保護者説明会が開催されるものもあります。
これは入試についての確実な情報が聞けるので初めて受ける人にも、すでに志望校を決めている人にも聞いておくとためになるものです。
この種類の模試は学習塾主催の模試に多いです。
志望校がすでに決まっている場合は、その学校の近くの塾会場を選ぶことがおすすめです。
やはり近くの塾の方が過去の受検者も多いので、その分志望校についての情報が多く聞ける可能性が高いです。
種類を見ながら自分に必要な模試を選んでください
※会場選びや自宅受検、模試当日の保護者の過ごし方については後述します。
公立中高一貫校 6年生が受ける模試おすすめ
6年生で受ける模試は受ける目的を達成してくれるものを選ぶことがおすすめです
- 問題が良いかどうか
- 受ける人数が多いか
- 成績表が見やすいかどうか
などがポイントとなるでしょう。
小学6年生が受けるおすすめの模試をラインナップしました。
そっくり模試・早稲田進学会
早稲田進学会主催の、そっくり模試は問題がとても良いと評判です。
丁寧に作成されており、本番にかなり近いものとなっています。
そのため解くのもかなり大変ですが、せっかく模試を受けるのであれば簡単なものではなくよく考えなければならない良質な問題に触れておきたいものです。
適性検査胃Ⅰ・Ⅱ・Ⅲがある学校を希望している場合は特に受けておいた方がいいでしょう。
【そっくり模試】
特徴:都立中高一貫校の出題方針と出題傾向を徹底的に分析し、来年度の検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの出題を予想した模擬試験
模試 | そっくり模試 |
主催 | 早稲田進学会 |
判定校 | 都立中高一貫校 |
開催 | 模試の種類によって年2~4回 |
料金 | 3,500~6,500円 |
公立中高一貫模試・首都圏模試センター
首都圏模試センターが主催の、公立中高一貫模試は成績の見方がわかりやすい模試なのでおすすめです
割と正確に合格の確率が出されるので自分がどれぐらいの位置にいるのかを確認するために、1度きりではなく年に何度か間隔をあけて受けてみると良いでしょう。
【公立中高一貫校模試】
特徴:完全会場型で本番のシミュレーションができる規模の大きい模試
模試 | 公立中高一貫校模試 |
主催 | 首都圏模試センター |
判定校 | 東京都立・神奈川・千葉・埼玉・茨城の公立中高一貫校 |
開催 | 年3回 |
料金 | 5,500円 |
公立中高一貫校適性検査対策模試・日本教材出版
日本教材出版が主催の、公立中高一貫校適性検査対策模試は公立中高一貫校が始まった頃から行われている模試です。
一般的に公中検と呼ばれていて受検者数が多いのが特徴です。
受検者数は多い方が、自分がどのぐらいの場所にいるのかをしっかりと知ることができます。
【公立中高一貫校適性検査対策模試】
特徴:全国の適性検査問題の出題内容を分析して問題を作成しているため受検者数も多く、学習塾でも幅広く使用
模試 | 公立中高一貫校適性検査対策模試 |
主催 | 日本教材出版 |
判定校 | 東京都立・神奈川・千葉・茨城・宮城・広島の公立中高一貫校 |
開催 | 地域によって年1~6回 |
料金 | 5,500~5,900円 |
その他の適性検査対策模試
公立中高一貫校オープン模試・早稲田アカデミー
特徴:無料の模試で偏差値や順位だけでなく、小問ごとの到達度も教えてもらえます。
自分が得意とする問題、苦手とする問題のパターンがわかるため、今後の学習計画を立てるうえでの指針に役立ちます。
模試 | 公立中高一貫校オープン模試 |
主催 | 早稲田アカデミー |
判定校 | 個別の志望校合格判定は、小石川中に対してのみ |
開催 | 年3回 |
料金 | 無料 |
公立中高一貫オープン・栄光ゼミナール
特徴:無料の模試で、公立中高一貫オープン当日は保護者説明会が同時開催
答案は採点後に面談にて返却されるため、どんな部分に重点を置いて学習を進めると良いかのアドバイスをもらうことができます
模試 | 公立中高一貫オープン |
主催 | 栄光ゼミナール |
判定校 | ― |
開催 | 教室によって異なる |
料金 | 無料 |
都立中合判・都立中学校別合判・ena
特徴:ena教師陣が問題を作成しています。都立中合判、学校別合判など公立中高一貫校に特化した模試を実施
模試 | 都立中合判・都立中学校別合判 |
主催 | ena |
判定校 | 都立中高一貫校 |
開催 | 年6回 |
料金 | 4,400円~5,500円 |
公立中高一貫校対策実力判定テスト・四谷大塚
特徴:前年合格者と今年のライバルたちとの成績比較が可能な個人成績表です
模試 | 公立中高一貫校対策実力判定テスト |
主催 | 四谷大塚 |
開催 | 年2回 |
料金 | 4,800円+税 |
模試を受ける目的は
- より本番に近い問題に触れる事
- 自分の成績はどれぐらいに位置にいるのかを知る事
です。目的に合った模試を選びましょう。
※いずれの場合も金額は2019年を参考にしているため2020年は変動する場合があります。
公立中高一貫校模試 小3~5年生には
模試は6年生のものが多いですが3・4・5年生向けのものもいくつかありますし、中には無料の模試もあります
中学受験準備は一般的には小学4年生から始める人が多いため、3年生からというと受けることができる模試の数は少なめです。
しかし早く準備をしておくことは損にはなりませんし、子供にも早くから意識させることができますから練習だと思って受けてみてください
ただ3・4・5年生を対象にした模試は年に何度も行われるわけではないので、確認をして手続きなどが送れないようにしてください。
3~5年生向けの有名な模試をいくつか紹介します。
【都立中適性検査模試】
対象:小3・4・5年生
主催:ena
開催月:年1回
料金:無料
【公立中高一貫オープン】
対象:小4・5年生
主催:栄光ゼミナール
開催月:年3回
料金:無料
【学校別公立中高一貫校オープン模試】
対象:小4・5年生
主催:臨海セミナー
開催月:年1回
料金:無料
模試を受けたくない子供は多い
子供にとって模試は苦痛と感じる子の方が多いのが現実です。
模試の問題はどんな模試でも、学校で受けるテストのように簡単ではないことが多く、スラスラと解けるような問題はありません。
子供はわからない問題や、難しい問題が続けば面白くないと感じるでしょう。
面白くないと感じるものを休みの日にわざわざ時間をかけて受けに行く、ということに苦痛を感じるのです。
だからといって子供に「良い問題が出題されているから受けた方が良い」ということを一生懸命伝えても、あまりやる気にはならないでしょう。
受けたら○○を買ってあげるなどとご褒美を設定すれば受けに行くかもしれませんが、おそらく受けるだけで終わってしまい、模試を復習することにはつながりません。
だから親は合格を目指す!という目的をもって、模試を受けるようにさせなければいけません。
そのためには、模試を受けることを約束として決めてしまうのがおすすめです。
- 年に何度受けるかの回数を決めておく
- この模試と、この模試を受ける、という風に種類で決めておく
というようにしておくといいでしょう。
そのためには前もって調べて計画を立てておく必要があります。
そして子供の気持ちがやる気になっている時を狙って、話し合っておきましょう。
公立中高一貫校模試会場の選び方
先ほども少し述べましたが模試を受ける場合には自分で受ける会場を選べることがあります
この会場選びは人によって、自宅の近くや駅から近い場所など選ぶ理由は様々でしょうが、第2・第3を含め自分の志望する学校が会場になっている場合はそちらを選ぶ方が良いでしょう。
模試を受けるという事は、その学校の中で実際に試験を受けるという雰囲気を体験できるということです。
これはかなり本番に近い状況なので、体験できるというのはとても良い練習になるのです。
受験は緊張などによって本来の力を発揮できないことがあります。
それは塾へ通ったり過去問を使って対策したりして、どうにかなるものではありません。
慣れるという方法しか克服法はないのです。
ですから模試の会場に自分の志望校がある場合にはチャンスだと思い、選びましょう。
- 校内の雰囲気
- トイレの場所
なども受験本番前に把握しておくことができます。
子供にとっては初めての場所というのは緊張しますが、来たことがある場所となると、幾分リラックスすることができるものです。
模試を受ける目的というのは、自分の成績が全体の中でどれぐらいの位置にあり、志望校に合格できる可能性はどれほどのものかを表してくれることです
大きな目的はそれですが実は模試を受ける会場選びにも場慣れをするというための重要な役割もあるのです
公立中高一貫校の模試の自宅受験とは
模試で自分で受ける場所を選ぶ場合、学習塾やどこかの学校の試験会場を選ぶこともできますが、自宅で受けることもできます。
これが自宅受検です。
自宅受検は会場に行かれない人には便利な受検方法です。
例えば足にけがをしているような状況なら自宅受検を選んだ方がいいでしょう。
インフルエンザなどの感染症にかかる心配もありませんから、家にいる状態で受けられるのでありがたい方法です。
しかしもし可能ならば試験会場での受検をおすすめします
模試には結果を見るだけでなく、試験の雰囲気に慣れるという活用方法があります。
実際に足を運び、たくさんの人の中で受ける試験の雰囲気を、肌で感じることはとても大切なことです
また、自宅ではなかなか集中できないことも多いものです。
小さな兄弟がいれば話しかけてくる可能性もありますし、気を付けていても家族が話をすれば、その話し声が邪魔になることもあり得ます。
テレビやタブレットなど試験に集中できないようなものも側にあると落ち着きません。
受検をするときには環境を整える事も必要です。
会場に行くには行くまでのお金も時間もかかりますが、本番へつながる大事な場所だと考えてみてください。
模試当日の持ち物
模試も本番と同じように4教科をベースにした、思考型の記述問題や読解問題が主な内容ですから、本番の試験を受けるつもりで臨みましょう
持ち物も試験本番のつもりで手引きをよく読んで同じように準備して揃えます。
受験票や筆記用具が必要です。
えんぴつはHB以上の濃さのものを準備してください。
薄いものだと読みづらく採点不可能となって点数にならない可能性もあります。
採点者が確実に読めるようにするために濃さのあるものを使い、5本程度準備しておくと安心です。
消しゴムも忘れてはいけません。
1つでは不安なのでよく消えるものを2~3個準備しておいてください。
会場によっては時計がついていない場合がありますから持っていく必要があります。
ただし計算機能がついていなくて、音が出ないものにしてください。
その他定規やコンパスなどは模試の種類によって異なります。
時間によってはお弁当が必要となる場合があるので、模試の手引きを読んでしっかり確認しておきましょう。
また、会場によっては土足の場合と上履きの場合があります。
上履きが必要な場合は靴置き場がない場合があるので、脱いだ靴を入れるビニール袋も持っていると安心です。
受験票
筆記用具
えんぴつはHB以上の濃さのもの(5本程度)
消しゴム(よく消えるものを2~3個)
時計(計算機能がついていないもの、音が出ないもの)
定規やコンパスなど(模試の種類によって異なる)
時間によってはお弁当
上履きが必要な場合は、上履きと脱いだ靴を入れるビニール袋
※手引きをよく読み忘れ物がないよう同じように揃える
親が、付き添いできなかった第3志望の受験当日に限って、よりによって筆箱を忘れた息子の話でもしましょうか?
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模試当日の保護者は
学習塾が主催する模試などでは子供が試験を受けている時間を利用して保護者向けの入試情報説明会が開かれる場合があります
内容は昨年度の結果や最新の入試情報についてなどです。
模試当日はこの説明会に参加して過ごすのがおすすめです。
今の時代、情報というのはインターネットで簡単に手に入れられますが、ネット上には古い情報も残っていることもあるので自分の子供の志望する学校の最新の情報が上手く引き出せない場合があります。
しかしこういった説明会ではプロが調べた1番新しい身近な情報が手に入るというメリットがあります
兄弟に受験経験者がいない限り、保護者も子供の受験は初めての経験ということになります。説明会では
- 実際の入試というのはどのようなものなのか
- どのようなことが起こる場合があるのか
- 入試に挑戦するにあたり、どのようなことに気を付けなければいけないか
などの注意事項も教えてくれます。
受検をするのは子供ですが、中学受験にはサポーターとしての親の役割も重要ですから、このような場でしっかりと情報収集をしておきましょう。
出願や面接の事といった大切なことは、直前に調べても慌ててしまうでしょうから早めの準備は大切です。
積極的に参加してみてください。
公立中高一貫校の模試を受けた後
模試を受けた後は必ず答えを使って復習をしましょう
模試はプロの手によってできるだけ本番に近いような問題が作られていますから、そのような問題を解きっぱなしにするだけではもったいないのです。
できなかった問題は理解できるまで学習し、再び最初から解き直しててみるというのも良い復習方法です。
模試は順位や偏差値を見ることが主な目的となってしまい、どうしても結果を見ればそれで終了と考えるお子さんが多いものです。
しかし模試は受験本番ではないので、それで終わりにしてはいけません。
本番に向けて合格をつかむための勉強なので点数だけに注目し、内容を重視していない様では、模試を十分に活用することにはならないのです
しかし自分から模試の結果を見てもう一度問題を復習するという子供は多くはありません。
そのため親がサポートをしてあげる必要があります
模試から帰って終わりにせず、もう一度模試の問題を解いて復習するように声をかけてあげましょう。
模試を受けるルールとして帰ってからも取り組むことをあらかじめ約束しておいても良いでしょう。
貴重な時間とお金をかけて挑む模試ですから、できるだけしっかり活用して下さい。
先延ばしにすれば、どんどん復習が嫌になってしまうので、できるだけ早く復習に取り掛かってくださいね。
まとめ
公立中高一貫校対策のための適性検査模試はたくさんありますが、全部受けるとなると時間もお金もかかります。
受ける目的を見定めて選んでくださいね。
自宅受検できる模試もありますが、実際の雰囲気を体験するのも大事なことですから可能な限り会場に足を運ぶことをおすすめします。
また模試を受けたら受けっぱなしにせず、きちんと復習することが必要です。
貴重な時間とお金をかける訳ですから、模試を十分に活用してくださいね。