公立中高一貫校の話

公立中高一貫校の対策に塾はいつから?通塾開始までにできることは?

目安時間 18分
公立中高一貫校の対策に塾はいつから?通塾開始までにできることは?

私立中学を受験する時、多くの学校では国語の問題に漢字や熟語の読み書きなどを問う出題があります
 
 
公立中高一貫校の適性検査ではそのような出題はされません。
 
 
検査で出題されないなら漢字は必要ないかといえば、決してそうではないのです。
 
 
作文を書いたり記述式の解答をする時に、習った漢字を書けなかったり間違えたりすると減点の対象になります。
 
 
小学校で習った事をマスターできていない、とみなされてしまうからです。
 
 
適性検査は特殊なので、その検査方法ばかりに目がいきがちですが基本は小学校で習うことです。
 
 
その基本をきちんと習得したうえで、合格のためにはさらに専門の対策が必要になってきます。
 
 
今回は公立中高一貫校の対策として通塾はいつから開始するのか、また通塾開始までにできることなどについてお話します。
 
 

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公立中高一貫校合格のための対策とは?

 

公立中高一貫校に合格するためには、適性検査で合格点を取る必要があります。
 
 

適性検査は、学校のテストや私立中学の入試問題のように国語・算数・理科・社会の科目ごとに行われる試験ではありません
 
適性検査の問題とは、それぞれの科目の基礎学力をベースとしてそこから
 

  • 資料を読み取って分析する力
  • 判断する能力
  • 計画を立案する能力
  • 日常生活で起きる問題の解決力
  • 作文
 
などの記述式の問題の解答能力を問われるものです
 
 
この検査に役立つ出来事や行いは日常生活にもありますが、それはあくまで参考になるという程度です
 
 
それを検査で解答として書き表すのにはやはり対策が必要です
 
 
そしてその対策は専門の塾へ通って指導を受けたり、自宅で行うなら実績のある通信教育を利用することも時には必要です。
 
 
作文は適切な書き方が求められますし、漢字も正確にかけなければいけません。
 
 
資料を読み取って答える問題も時間無制限というわけにはいきません。
 
 
定められた時間の中で効率よく問題を処理していく力は専門の対策なしでは培うことはできないのです
 
 
学力のレベルは私立中学入試のように専門的な問題が解ける力が必要なわけではありませんが、適性検査専用の解き方を学ぶ必要があるのです。
 
 
それは小学校では指導はしてくれません。
 
 
専門の塾や通信教育を受けて対策をしていきましょう。
 
 
 

公立中高一貫校対策の塾はいつから?

 
公立中高一貫校への受検準備は私立受験と比べると少し遅めの5・6年生から塾へ行くという人が多いです
 
 
しかしこれは学校での勉強が、どの科目においてもしっかりできている場合です。
 
 
学校での勉強は4・5年生頃から難しくなるのでテストの点数が下がったり、宿題に時間がかかるようならば学校だけでの勉強量では理解できていない可能性があります。もしも
 

  • 学校での勉強内容が十分に理解できていない
  • 基礎となる学力が足りていない
 
などでしたら、もっと早くから塾に通って基礎学力からつけていく必要があります。
 
 
たいてい私立中学受験は、4年生からの3年間で合格する力をつけていくため、小学3年生2月の入塾をすすめる塾が多いです。
 
 
塾での勉強は、私立希望の子も公立中高一貫校希望の子も4~5年生のうちに6年生までの学習内容を先取りして全て終わらせます。
 
 
そして6年生から公立中高一貫校への受験へ向けての対策勉強をしていくことになります。
 
 
公立中高一貫校への対策とは具体的には適性検査や作文などのことです
 
 
私立中学のような科目別の試験ではないため教科ごとの学習は必要ありませんが、適性検査は考える力や総合的な知識を問われる内容なので基礎的学力はどうしても必要になるのです。
 
 
もしも学力が十分でないと感じている場合には6年生からの対策だけではなく、4年生から塾に通い学習をしておけば安心です。
 
 
 

公立中高一貫校の塾に通うまでにできることは?

 
公立中高一貫校の塾に通うまでにできることは?

4年生までに行うこと

 
公立中高一貫校対策のための塾に、5年生から通おうと考えている場合でも、それまでに全く何もしないというのでは不安があります。
 
 
低学年のうちから出来ることを行っておくのが良いでしょう
 
 
4年生までのお子さんが、いきなり適性検査問題に挑戦するのは無理があるので、問題に取り組む前に実力をつけるための土台を固めておくことが大事になります。
 
 
 

基礎固めを行う

適性検査と聞くと、作文や表現問題ばかりが取り上げられがちですが、1番重要視されるのは小学校で習った範囲がきちんとマスターできているのかということです
 
 
例えば作文を書くうえで
 

  • 正しい作文用紙の使い方ができていない
  • 正確な漢字を書くことができていない
 
なども減点の対象になります。
 
 
まずはしっかりと教科書の内容を理解できるように、基礎固めを行うことが必須です。
 
 
その上で、先取り学習として6年生までに習う計算と漢字の内容を終えておくのが理想的です。
 
 
さらに4年生終了時点までに、算数は中堅校の入試の基礎レベルができていれば完璧で、ここまでしておくと5年生から塾に通ってもスムースに学習することができます。
 
 
 

資格や検定を受ける

また5・6年生になって通塾が忙しくなる前に漢検や英検などの資格や検定を受けておくこともおすすめです
 
 
検定に合格して級を持っていることが内申書にプラスになるかどうかは各学校の判断になりますが、もし私立中学も併願で受験する場合には資格を取得していることで加点される学校は多くあります。
 
 
2020年から小学校でも英語の授業が開始される予定ですから、時間に融通が利くうちに受けておくと良いでしょう。
 
 
また検定を大きな会場で受けるという行動も、早くから行っていれば場慣れをすることができ、高学年になって模試を受けに行く時もあまり緊張せずに受験することができます。
 
 
 

私立中学のための塾に通う

また4年生までは私立中学受験のための塾に通いながら、第一志望を公立中高一貫校にするのか私立中学にするのか考えるという方法もあります。
 
 
早くから塾で基礎学力をつけておけばその分適性検査に向けての対策に時間をとることができますし、小学校で習う学習を無理なく先取りして終えることができます
 
 
公立中高一貫校の適性検査では、私立中学の入試に必要な特殊な計算方法は出題されませんが、小学校6年間で習うことはすべて頭に入っていることが大前提となります。
 
 
公立中高一貫校のための専門塾に通い始めてから基礎の学力をつけるよりも、効率よく対策をしていくことができるでしょう。
 
 
 

2019年度・都立中高一貫校の塾別合格実績

 
2019年度・都立中高一貫校の塾別合格実績
この図は2019年度の都立中高一貫校の塾別合格実績です。
 
 
公立中高一貫校に多くの合格者を出しているのはenaですが、Z会・栄光ゼミナールも追随する形で実績を出しています。
 

  • ena(771名)
  • Z会(369名)
  • 栄光ゼミナール(292名)
  • 早稲田アカデミー(99名)
 
この集計は都立中高一貫校に関してのみですが、千葉県の市進学院や神奈川県の湘南ゼミナールなども公立中高一貫校に強い塾として有名です。
 
 
また地方の公立中高一貫校を受検する場合には、大手塾よりも実績がある地元塾も数多くあります。
 

 
 

公立中高一貫校対策におすすめの塾

 
公立中高一貫校対策のおすすめの塾の一つにenaがあります。
 
 
上記の表からもわかる通り、都立の中高一貫校に多くの合格者を出している学習塾です。
 
 
授業の形式は少人数制なので講師が一人一人の子供に目が届きます。
 
 
授業を始める前にそれぞれの子供のノートと宿題を講師がチェックし、学習状況を把握してくれるので安心です。
 
 
教材は中高一貫校の類題で作られたオリジナルテキストを使用しており、記述問題を演習し、講師が添削してくれます。
 
 
こういった丁寧なサポートがおすすめの理由です。
 
 
 

公立中高一貫校対策におすすめの個別指導塾

 
公立中高一貫校対策のもう一つのおすすめは東京個別指導学院(TKG)です。
 
 
これはベネッセグループが運営する学習塾で個別指導に対応しています。
 
 
大手の進学塾では学習スピードが速く、理解できていないままで授業だけが進んでいってしまうという場合があります。
 
 
東京個別指導学院では学年に関係なく個人で自分に合った授業のカリキュラムを作成できます。
 
 
そのため予習や復習に力を入れたカリキュラムを組むことも可能なのです。
 
 
実際に公立中高一貫校を目指す子供が多く通っています。
 
 
自分に合ったカリキュラムを組むことができるのは大きな強みです。
 
 
また、合格するためには必ず必要となる文章表現能力や考察力をつけることにも力を入れている所もおすすめです。
 
 
 

公立専願の時と私立中学併願の時の作文の勉強法

 
作文の勉強法

公立中高一貫校の専願の場合の勉強法

 
公立中高一貫校1本だけを受検する専願の場合は、塾での対策が主な勉強法となります
 
 
公立中高一貫校を目指すことを目的としている塾や公立向けのコースを作っている塾では、作文対策のためのプログラムを組んでいるのでそれに合わせて学習していきましょう。
 
 
さらに力をつけるために通信講座でも合わせて学習しているというお子さんも多いです。
 
 
 

私立中学と併願の場合の勉強法

 
公立中高一貫校と私立中学を併願する場合は
 

  • 公立へ向けての対策
  • 私立に向けての勉強
 
の両方を行っていく必要があります。
 
 
多く見られるのが4・5年生のうちに私立中学へ向けての対策をし、6年生になってからは公立への対策も行っていくという計画です
 
 
塾で準備されているプログラムはだいたい5年生の終わりごろには忙しくなってきます。
 
 
課題も増え、こなすためにはそれなりの時間がかかります。
 
 
できればそれまでに作文というものに十分に慣れ、6年生になってからは適性検査の過去問に取り組めるようにしておきましょう。
 
 
6年生になってからは私立中学へ向けての勉強はしなくてもいいということではありません。
 
 
6年生になってからは私立への対策と公立への対策の両方を行うのです
 
 
決して簡単ではないですが、それをこなせるようにするために4・5年生で学習内容の先取りと作文の基本的な力をつけておくことが大切です。
 
 
 

まとめ

 
適性検査は私立中学入試のような難解な問題が解ける力は問われませんが、解答を導き出す手順が独特で複雑なため対策なしで挑めば合格するのは厳しいでしょう。
 
 
基本となる知識は小学校で学習する事柄のため、学んだことを応用してどれだけ自分の考えを発展できるかの訓練は必要になります。
 
 
公立中高一貫校への受検準備の対策として小学5・6年生から塾へ行きはじめるお子さんが多いです。
 
 
ただし小学校での勉強に不安があったり、基礎学力が足りていないと感じるようなら、もっと早くから対策を考える必要もあります。
 
 
通塾前に先取り学習をする場合は、いきなり問題にチャレンジするのは難しいので、しっかりと土台を固めて基礎を身につけることが大事です。
 
 
時間に融通が利く学年のうちに検定を受けることもおすすめです。
 
 
また私立中学のための塾に通って小学校で習う学習を先取りすれば、専門塾に通い始めてから基礎学力をつけるよりも、効率よく対策をしていくことができます。
 
 
公立中高一貫校に多くの合格者を出しているのはenaですが、大手塾よりも実績がある地元塾も数多くあります。
 
 
集団・個別などの指導方法やお子さんに合うかどうかなどを考えて検討されてみて下さい。
 
 
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    2歳違いの子供がいる4人家族で、2人とも中学受験をして公立中高一貫校に通っています。
    中学受験を経験した親として、どなたかの参考になれば、と振り返りながら書きつづっています。
    同じく子供2人を(こちらは)私立の中高一貫校に通わせている私の姉家族の話も書いています。

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