中学受験直前の勉強法や過ごし方、小学校は休む?
いくら勉強を頑張ってきた子でも中学受験直前に不安になってしまう時があります。
例えば過去問での点数が思ったより取れていない時、こんな点数しかとれないから落ちるかもしれないと不安になります。
そんな時は少し簡単な過去問をやってみたり、すでに何度も解いた過去問をもう一度やったりして点数を少しでも上げられるような対策をとりましょう。
答えを覚えてしまっているものでも構いません。
要するに自信をつけることが大切です。
今回は、中学受験直前の勉強法や過ごし方、学校を休むことなどについてお話します。
中学受験直前学校は休む?
私は二人の子供を公立中高一貫校に通わせている専業主婦です。
学校にもよりますが中学校によっては、小学校の間の成績や出席日数を記した調査書を受験の提出書類として求める学校があります。
しかしすべてではなく6年生の1・2学期、もしくは前期の間のものを求める学校が多いようです。
その場合には受験直前の欠席は受験の合否には全く関係ありません
ですから休むことが受験の合否に関わるかの心配はする必要はありません。
もしも直前に学校を休ませるなら、連絡さえすれば問題はないのです。
学校は集団活動の場なので病気をもらう可能性も高いです。
しかも受験の直前の時期はちょうどインフルエンザなどの感染力の高い病気も流行りやすい時期です。
もしもすでにクラスで感染者が出ているのなら、休ませてあげることも考えてあげなくてはいけません
しかし中には生活リズムが崩れるのであえて休ませないという考え方もあります
学校を休んでしまうとどうしても普段の生活リズムは崩れてしまいます。
朝慌てて起きなくてもいいので少し遅く起きてしまったり、明日は休むからと少し遅くまで起きてしまったりということがでてきます。
生活リズムの乱れは病気のもとにもなります。
また、子供の中には学校での生活が楽しく勉強のストレス解消になっている子供もいます。
そのような子供には行かせてあげる方がイライラせず気持ちが安定して受験にもいい結果を残せる可能性があります。
学校を休むか休まないかは親だけで判断せず子供本人にも気持ちを聞いてしっかり話し合って決めてください
中学受験直前の勉強法
受験直前には新しいことを学習するのではなく復習を徹底的にやりましょう
国語で言えば読んだことのない読解問題に挑戦するのではなくよく間違えてしまう漢字や熟語などの問題を中心にすると良いです。
算数では計算問題の復習と自分がよく間違える内容にしぼって勉強します。
図形問題・仕事算・流水算・旅人算など、今までやった問題集を使って苦手だった内容の復習をしておきましょう。
過去問によく出てくる内容がわかれば、その単元をメインに学習してください。
社会や理科は今まで暗記したものを、一つでも多く復習をするつもりで学習します。
問題集はどの科目も新しいものを使うのではなく、今まで使ってきたものを使います
勉強というのは限りがなく、ここまでやったらゴールという境目はありません。
新しいことを学習しようとすればいくらでも問題集は存在します。
まだ受験まで多くの日にちがあるならば新しいものに挑戦してもいいですが、直前に新たな学習を始めるのはあまりおすすめしません。
見たこともない難しい問題にあたってしまって、なかなか理解できなければ不安になることもあるでしょう。
受験直前には自分に自信をつけることも大切です
学習したことを確かめながら苦手な箇所を補うような学習をしてくださいね。
中学受験直前の過ごし方
中学受験が直前に迫った時期には何よりも体調管理に気を配った過ごし方をしてください
勉強も大事ですが直前に優先されるのは勉強よりも万全な体調作りです。
寒さ対策だけではなく
- 手洗い
- うがい
- 水分補給
といった基本的なことを外から帰った後は必ず毎回行います。
外出する時はマスクを着用して行ってください。
マスクは眼鏡をかけていると曇ってしまうなど不便なこともありますが、この時期だけのものだと割り切って我慢してください。
本人だけでなく家族全員が同じように体調管理に気を配ることが大切です。
受験をするのは本人ですが、家族もウィルスを持ち込まないように協力をしてあげてください。
いくら息抜きになっても、この時期は友達と家の中で遊ぶことはできるだけ控えてください。
冬の家の中はたとえ加湿器を使ったり換気をこまめにしたりしていても、病気が感染しやすい空間となっています。
中には本人は元気でも、親や兄弟が体調を崩していて保菌者となっている友達もいるかもしれません。
それ以外にもご飯をしっかり食べて睡眠を良くとりることを心がけましょう
特に睡眠不足はすぐに体調不良につながりますし、生活リズムも崩れます。
受験は午前中に行う学校が多いです。
朝早起きをし、試験が始まるまでに頭をしっかり起こしておかなければ実力を出すことはできません。
ゴールはもう目の前です。
早寝・早起き・朝ご飯、を徹底して乗り越えていきましょう!
お家に加湿器や空気清浄機がなかったら、受験が終了するまでレンタルするのも1つの方法かもです
まとめ
受験直前には、間違えた問題ではなく正解した問題に目をつけて励ます、という方法もありますが、子供はどうしても結果である点数を見てしまいます。
ですから「実際にとれた点数が上がる=自信をつけることができる」簡単な問題の解き直しをするのがおすすめなのです。
母親も「大丈夫だよ」などと自信を持てる言葉をかけてあげることが大切ですね。
また同じように受験をする友達たちが、自分よりも勉強ができていると思ってしまい不安になることがあります。
こんな不安にはしっかり声掛けをして不安を取り除いてあげてください。
子供がやってきたことを具体的に述べてあげましょう。
遊ぶことを我慢してしっかり勉強してきたことを思い出させてあげてください。
「友達も勉強してきたけどあなたも負けないぐらいしっかりやってきたから大丈夫」と断言してあげてください。
親が言うと子供は自信を持ちます。
直前の不安には親の声掛けが一番有効です。
応援しています!頑張って!