日能研に通う4年生の費用は?クラス分けとクラス落ち
初めて塾に入る4年生にかかるお金から多額です。
これまでにも習い事などをいくつか通ってきたのなら、合わせて数万円になるご家庭もあるでしょう。
しかしこの4年生の金額は、あくまで4年生なのです
この先、夏期講習や特訓という名のもとに、その金額は膨れ上がります。
金額を実際に知ってしまうと驚くばかりの日能研4年生の費用やクラス分けとクラス落ちの実情をお話します。
日能研に通う4年生の費用
これは私の姉の家の場合の話です。
姉は子供を二人とも日能研に通わせ現在は私立中高一貫校に通わせています。
この表は2020年前期に初めて日能研に入る4年生にかかる費用です
【2020年前期の日能研4年生の費用】
日能研に通う4年生が1年間にかかる合計費用の目安は約40万円です
そして4年生の夏期講習は約4万円で、こういったオプションは年間の塾代とは別に請求があります。
ちなみに5年生の1年間でかかる合計費用の目安は約70万円です。
いざ塾に通うことになれば4年生からこれだけのお金がかかります。
 
そしてそれだけでは済まないのが中学受験です。
これはあくまで4年生の金額であって、その上の5年・6年になればさらに志望校を対象にした授業が入ってきます。
当然その金額も上がっていきます
特に一番おどろくのは夏期講習です。
6年の夏期講習ともなれば約20万円かかるので、もう家族旅行はもちろん近場の海外に行くことができるほどの金額になります
なので4年生で驚くのは、まだちょっと早いかもしれません。そして実際に入学する私立中学は中高一貫となりますから
- 小学4・5・6年で通う塾の3年間
- 中学・高校の6年間
と教育費はずっと払い続けることになります。
それはもう計算することが怖い金額です。
ですから1年間だけの金額を見て「家計から捻出できる」と思っていても、どこかで限界が来る場合もあります
ちなみに我が家は夏期講習を受けませんでした。
まわりのママ友には、かなり驚かれましたが5年生も夏期講習に行かなかったので、我が家はそういう方針なのだという見方をされていたと思います。
その行かなかった理由は日能研の夏期講習は、授業と連動して同じように進むのではなく夏期講習だけの特別なカリキュラムとなり新しいことはしなかったからです。
ほぼこれまでの復習となり一般のお子さんも夏期講習だけは受けにやってくる、そういった予備校のような進み方をします。
なので、また9月からは普通の授業に戻りますからそこから新しい勉強となります。
そして子供たちには自分で出来なかったところの復習をするという約束で、夏期講習はやめました。
それでも特に志望校が下がったとか、全国テストが下がったということはありませんでした。
日能研に通う4年生のクラス分け
入る時にみんなが受ける入塾テストというもので塾が始まる時には自分がどのクラスにいるのかわかります。
そしてそのクラスは6年生になるまで、何か特別な事(例えば家庭教師に見てもらうなど)をしない限りはその上か下になり、いきなり上位クラスに上がって来るということはありません
それでも親御さんが気にしてなんとか上位に上がらせたいと思う方もいます。
日能研でユリウスを併用
子供が言うには、わからないところを聞く人が家にいない場合日能研が一緒に経営しているユリウスという個別指導型の教室で個人的に教わっているお子さんもいると言っていました
学校の授業の補習的なことも伝えるとしてくれますが基本的には日能研でテキストがわからないお子さんのためにそのテキストを使った形で教えてくれるのが特徴です
なので空いている時間に予約をして個別指導に行くことになります。
小学校の4年生くらいの小さな子供であっても4年生はある意味で、その後の勉強について行く事ができるかどうか理解できる学年でもあります。
きっと算数が嫌いと思うお子さんのほとんどがこの4年生の時ぐらいに感じ始めます。
ですが、まだ4年生ですから訓練次第でなんとかなります。
苦手意識の高い割り算なども何度もすることで、定期テストでの成績が極端に落ちることもありません
それが5年生、そして最後の6年になると、もうある程度の限界がやってきます。
なので、できれば算数に苦手意識のないまま上の学年にあがれるよう4年生はとても重要な位置にもなります
日能研に通う4年生のクラス落ち
4年生のクラス分けは、友達同士で見せ合ったりとごく自然です。
それがクラスが下がっていくにつれて、塾のことを話さなくなってきます。
4年生の時点でクラスが下がるということは小学校の4年生までの何かがわからないままで来てしまった可能性があります
どこでつまづいているのか、まだ4年生ですから探してやり直すことは十分可能です。
本人もクラスが下がったことを何回か経験していくうちにこれはまずいということで不安になってきます。
その時には、思い切ってかなりやさしい問題からやり直して基礎を固めることも重要です
それはもちろん日能研のテキストではありません。
小学校で使っている問題です。
おそらくどこかにそのできない部分があるはずです
そこが見つかれば4年生はまだまだ中学受験は始まったばかりですから、取り戻すこともそれほど大変なことではありません。
我が家では、クラス分けのことを聞くことはしませんでした
もしクラスが落ちたと聞けば、母親の私もいろいろと我が子のために頑張っているのに!という思いが先にきてイラっとするからです。
子供も親からそんな視線を浴びせられると無言の圧力と感じるようです。
それで次回のテストは必ず頑張らないといけない!という気持ちになるのか、またもとのクラスに戻るということが何回かありました。
まとめ
個別の塾に行けば、それでまたお金がかかります。
中には補習のために「ユリウス」に定期的に通うお友達もいると子供がいっていました。
ですが休みの日も塾の勉強となるとさすがにまだ4年生の子供には負担がかかり過ぎます。
できれば家でわからないところを一緒に付き合ってサクッとその時間を終わらせ、気分転換の日も必要です。
本当の本番の6年生になったら、もうそういった自由な時間が取れなくなります。
できるだけ自然に誘導できればそれが一番ですね
(`・ω・´)ゞ
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
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