中学受験の願書の送り方 郵送を郵便局からする場合の注意点は
秋が来て冬になるともう受験本番は目の前ですね。
そうなってくると願書の提出はどうしたらいいのか心配になってきませんか。
中学受験の願書の送り方についてはさまざまな方法があります。
郵送や中学校の窓口に持参などの方法がありますが今回は郵便局から郵送する場合の注意点や切手や証紙などについての疑問を解消していきたいと思います。
中学受験の願書の郵送
これは私が実際に体験した話です。
私は二人の子供を公立中高一貫校に通わせている専業主婦です。
中学受験の願書を郵送する場合は中学校に持参するのとは違って
- 人ごみの中に行かなくても良い
- 長蛇の列に並ばなくて良いので時間がかからない
という良い面があるのと同時に
- 記入漏れや不備があった時は二度手間になる
- 願書が本当に届いているか受験票が届くまで心配
になるという不安な面もありますね。
願書を郵送する場合には封をする前に怠りがないか今一度確認をして入試要項にある郵送方法を確かめておきましょう
願書の郵送は郵便局から
募集要項にある『郵便で送ってください』というのは宅配会社のメール便などで送ったりしないで下さいという意味なので郵送の際には郵便局から送るのが基本です。おそらく願書は
- 書留
- 簡易書留
- 速達
などと出し方に指定があると思いますので必ず指定されている方法で郵便局から郵送してください
郵送方法が指定されている場合には出願用の封筒にも簡易書留・速達などと赤文字や赤枠で郵送方法の記載があるのでそのまま郵便局の窓口に持っていけば大丈夫です。
もしも郵送方法が指定されていない場合には追跡サービスのある簡易書留が良いと思うので『簡易書留でお願いします』といって郵便局に出してくださいね。
郵便局の窓口で簡易書留でお願いすると受領証をもらえますが、この受領証に書かれている番号から郵便追跡ができます。
郵便が届いていない!など、もし万が一トラブルがあった時のためにも郵便局でもらった控えはきちんと保管しておいてくださいね
願書を郵送する場合の注意点
我が家の子が中学受験をした頃にはもう『早く願書を出す方が有利』という話はなかったのですが親の心情としては早く提出したいというのが本音ではないでしょうか?
入試などで番号が後ろになると会場が変わってしまったり終了時間が少し遅くなったりということもありますし、願書が中学校に届いた順番が受験番号に関わる場合には、やはり初日に届くようにしたいですよね
なるべく早く願書を郵送する時に気をつけることは
- 消印有効なのか
- 必着なのか
ということに注意が必要です。郵送の場合、消印有効と必着との2パターンがとても多いです。
手紙やはがきなどの切手の部分に郵便局のスタンプが押されていますよね?それが消印です
消印には日付や時間が記載されているので郵便局の窓口に直接持っていくと郵便局に届いた日時を押印されます。
その日の最終回収時間を過ぎてゆうゆう窓口などに持参した場合は次の日の早朝回収になるので、郵便局の窓口に直接持っていく際には消印の日時がいつになるのか聞いた方が良いですね。
必着とは
○日までに必着ならその日までに到着しなければ受け付けませんということです。その期日までに実際に相手のところに届いていなくてはいけないということですね
例えば願書の受付が1月10日~17日の場合
出願期間内の消印有効の場合は
- 1月10~17日の消印が押してある願書はOK
- 1月9日の消印が押されている願書が10日に届くのはNG
必着の場合は
- 前日の1月9日の消印でも10~17日に到着すればOK
- 1月17日の消印が押されている願書が18日に届くのはNG
となります。細かくて複雑なので少し難しいのですが、消印有効と必着を勘違いした場合は願書を受け取ってもらえなくなる可能性があるので注意が必要になります
期間内に届くかどうか心配のようでしたら郵便局のサービスで配達日指定郵便というものがあるので配達日を指定した上で郵送してみてはどうでしょうか
差出日の翌々日から起算して10日以内の日を配達日として指定できます。
12月1日に差し出した場合12月3日~12日まで指定が可能で簡易書留とも併用可能です。
この配達日指定郵便を利用して出願期間の初日に届くように逆算して郵便局の窓口に持参すると良いですね。
願書の郵送は切手?証紙?
願書を郵便局から郵送しようとした場合、受験の募集要項には事前に封筒に料金分の切手を貼り付けて送るようにと書かれていますよね。
この料金分の切手貼り付けというのは『この料金分の郵送料は受験者側が負担して貼って送ってください』というものになります。願書を提出する時に
- 受験票を返送してもらう封筒
- 合格通知を送ってもらう封筒
などをあらかじめ決められた金額の切手を貼って同封するということですね
前もって決められた金額は、きりが良い金額じゃなくて端数がある料金になることが多くて、郵便局の窓口で購入すると代金分の切手を職員さんが手でちぎって
- 百円切手が○枚
- 十円切手が△枚
- 合計で●円分□枚
と渡してくれるので枚数が多くなりがちなのですが料金分が貼ってあれば切手でも証紙でも問題ありません。
郵便局の機械で白い紙に赤字で印刷される3㎝×5㎝くらいの紙のことです
証紙なら少額の切手をたくさん貼るよりも簡単で代金も一目でわかるので実用的です。
入試の要項に切手と書いてあるのに証紙はどうかな?と思う親御さんもいらっしゃるかもですが規定の郵送料さえきちんと払っているのなら受験者側も中学校側も、切手か証紙かは気にすることはありませんよ。
まとめ
願書の提出方法は学校によって違いがあるので複数校出す場合には、そのつど確認が必要になりますね
受付期間の事でどうしてもわからないときには、その中学校に入試課に問い合わせすると教えてもらえますのでどうか勘違いのないようにご提出くださいね
(`・ω・´)ゞ