関西の中学受験 最難関や女子に人気の面倒見の良い私立中学は
中学受験を決意して、そこから夏休みや冬休みなどの長期休暇もなく、ひたすら塾通いの日々を送ってきたのではないでしょうか。
親御さんにとってもかなり大変だったはずです。
そうこうしているうちに、だんだんとお子さんの成績が上昇していき、いわゆる最難関といわれる学校も狙えるまでに学力が上がってきたとします。
関西においても、それぞれに個性的でレベルの高い学校が多く存在しますので、どの学校がいいのか迷いますよね。
関西で中学受験をする場合の最難関や女子に人気の学校・面倒見の良い私立中学などについてをお話します。
目次
関西中学受験 最難関女子
これは私の姉の家の場合の話です。
姉は子供を二人とも日能研に通わせ現在は私立中高一貫校に通わせています。
学校の学力のレベルがそれほどでもなくても、その学校の方針や雰囲気がとても素敵な学校はたくさんあります。
それでなくても関西は、東京都のように1つの都に集中しているわけではありません。自分の住んでいる県を含めると通学が可能になるのが
- 大阪府
- 京都府
- 兵庫県
の3つは同じ乗り入れした私鉄が走っていますから簡単に通学できます。
その中から選ぶということになるので東京都には及ばずともかなりの私立中学が選択肢に入ってきます
なかでも日能研のR-4は年に3回くらいの割合で、常に最新の偏差値をだれでもインターネットでみることができます。
京都・洛南高等学校附属中学校
大きくは上から京都は洛南です
洛南はかなり気合のある女の子でないと入ってからが大変で、とにかく勉強に熱心で勉強合宿というものがありますし常に競争です。
その分大学への進学も偏差値の高いところになり、東大・京大も毎年何人かでています。
大阪・四天王寺中学校
次に大阪の四天王寺です
こちらにも最近流行の医志コースが数年前に設置され中学に入る時点で家が開業していたりなど医学部に進むと決めているお子さんが受験します。
もちろん普通の四天王寺のクラスとは比べられないほど厳しいので、ここも最初から決めているお子さん向けです。
兵庫・神戸女学院中学部
そして兵庫の神戸女学院です
こちらの学校は大学への進学実績というよく「サンデー毎日」などに掲載される学校名を公表しません
なので学年全員の進路がどうなっているかということは、わからないのが実情です。
ただ卒業された有名人には有働由美子さんや宋美玄産婦人科医などメディアでも活躍している人も多くいます。
基本的には医師の家庭のお子さんが多く理系ができる子向きです。
須磨学園・大阪桐蔭中学校など
そして上位にある須磨学園や大阪桐蔭などは勉強にすべてを注ぐくらいの意識をもたないと勉強だけの毎日になり厳しいです。
毎年甲子園を沸かせる大阪桐蔭ですが大阪桐蔭は勉強をするクラスとスポーツで実績を残すクラスと完全に別れています。
これは京都の洛南も同じでスポーツの方に行けば、勉強合宿などは行く必要がありません。
なので学校名が同じでも中に2つの組織があるといった具合になります。
オープンスクールや実際に行っている人が近くにいればその人に聞いてみるなどすると、より詳しい話が聞けると思いますよ。
関西の公立中高一貫校
公立の中高一貫校で大阪府の大阪教育大学附属池田中学校というところがあります
こちらは大阪教育大学の教育学部の教育の場としての役割を持つ学校で中学も高校もあり、大阪市内には天王寺校と平野校もあります。
大教大という中高一貫校はかなりレベルが高く、もし受検してみようと思うなら私立中学のための勉強とは少し違う勉強が必要となります
この公立の中高一貫校は神戸大学附属中等教育学校も同じように勉強法が私立とは違います
それは私立中学が人数を調整するために難題を中心としてできるお子さんを合格にするのとは違い、公立においては教科書の中からの出題すると決まっているためです。
私立中学とは違い難しい問題は出ませんが、受検生が見落としがちな細かいところの精密さを要求されるのでいかに完璧に近い正解を出すかで合否が決まっていきます。
公立の試験は、ほとんど私立中学が終ってからのことが多いので、それまでに受験生が学校を決まっているということもありますが公立の中高一貫校の最大の魅力は
- レベルが高い
- 私立のような学費はかからない
ところにあります。突破するのは難関ですが倍率は非常に高く毎年人気があります
関西中学受験 女子に人気
ここ数年で男子校・女子校と別々だった学校が少子化によって共学に変わる学校が増えています。
例えば関西の大学で人気の関西学院中等部・高等部はもともと男子のみの学校でしたがそれが7年前から共学となり制服や校舎などすべてが共学仕様に変わっていきました
親御さんが関西学院の出身という人が関西では多いので、そのお子さんも自分と同じ学校に入れたいという動きが出てきます。
実際には、まだ男女の比率は男子の方が多いのですが、それでも大学受験をしないでそのまま関西学院に行かれるという魅力もあり親世代から人気が高くなっています。
また以前に一日だけの試験日だった私立中学の多くが2日、3日、4日と日にちを増やしたり、試験科目を2教科型にする日を設ける学校もあります。
そうすると社会を勉強していなくても受験できる学校が増えることになり結果受験生からの人気も高くなっているようです
面倒見の良い私立中学 関西は
最近はどの学校にも特進クラスという特別なクラスが設置されています。
そういったところでは、とにかく勉強に熱心で大学の進路実績をあげるために先生方も塾と同じようなことを指導してくれます。
そういった面でいえば最初から医志コースを設けている四天王寺やSアドコースがある甲南女子などしっかりと面倒を見てくれます。
ただレベルの高い学校に行っている女の子たちは学校の授業に頼り切るということはあまりありません
どの学校でも上位の学校にいるお子さんは中学のうちにはもう予備校に入っているのが現状です。
早いお子さんになると合格したその日に鉄緑会という東大向けの塾があるのですが、そこに申し込みに行きます。
まとめ
私立中学受験が終ってやっと落ち着くと思っているかと思いますが、大学が付いていて将来その大学に行ってもいいと思える学校以外の場合は、またはじめからスタートなのです。
おそらくそういったことを考えて、大学つきの学校の人気が高まっているのではないでしょうか。
でなければ中学に入学してほっとしたのもつかの間で、すぐまた塾に通うということになります。
中学に入り部活を頑張るお子さんもいると思いますが、親切なのか、商売なのかわかりませんが予備校はそういった部活が終ってから通えるように遅くからの時間が設定されています。
戦いはまだまだ続くのです
(´・ω・`)ショボーン