受験の時に電車が止まる!受験当日電車遅延で車にしようか迷った話
私の姉の子どもは、中高一貫教育を行っている私立中学校を3校受験するつもりでした。
いずれも大学まである学校ですが受験日程の関係で、実際には第二志望の学校に合格したので第三志望の学校は受験はしませんでした。
が、この第二志望の中学校の受験当日の朝に突然電車が止まることになったんです。
受験校が自宅から少し離れた場所にあるとき、遅刻しないか心配ではないですか?
電車が遅延しているので車にしようか迷ったことなどのお話をします。
受験の時に電車が止まる!
これは私の姉の家の場合の話です。
姉は子供を二人とも日能研に通わせ現在は私立中高一貫校に通わせています。
私の家は地方の田舎です。
JRに乗れば30分程度で乗り換えの駅に到着し、そこからさらに電車を乗り換え6分、その後地下鉄で10分のところに第二志望の中学校がありました。
当日は、まさかの電車の遅れで思ったように乗り換えができずあやうく遅刻をしそうになりました
結局、学校にも電話連絡をしてご配慮をいただくようにお願いをしましたけど、ぎりぎりセーフで到着し試験開始時間にはなんとか間に合うことができました。
当の本人は、ほぼ動じていませんでしたが親はあちこちに連絡をして、なんとかする手段はないかと考えてハラハラドキドキの状態でした。
受験当日電車に決めた理由
私の家は都市部ではなく、とある地方にあります。
その私立中学を受験をする子どもは同じ小学校に3名しかいませんでした。
塾も都市部にあるため、普段から電車に乗って行かせていました。
そういったこともあって都市部に出かけることは普通のことでそう特別なことではない、という認識が親にも子どもにもありました
三校受験する予定でしたが最初の学校は第二志望の学校でした。
模擬試験ならまだしも第2志望とはいえ本番ですから、それなりに準備を整えようと思っていました。
第2志望の学校はJRと地下鉄を乗り継いでいく訳でしたが、電車にも乗り慣れているため子どもにとって負担になるとは全く考えていませんでした。
むしろ学校の近くのホテルに宿泊するという事の方が、子どもにとっては普段とは異なる環境に身を置かせることになり緊張するのではないか・・と考えていました。
前日はいつもどおり家庭で過ごしリラックスした雰囲気でいることができるように、と考えました。
幸いにも少し心配だった天候も問題なく雪の恐れもなさそうだったので、その点も安堵していました。
万一のときには、できるだけ学校の近くのホテルを確保しようと考えていたのですが、数日前から天気予報を確認していても『大丈夫』と思ったのでホテルの確保はしませんでした
当日の朝になり余裕を持って起きて身の回りの支度をし、持ち物の確認もすませたあと朝食もゆったりと食べていつもと同じ雰囲気を、と考えながら準備をしました。
そして自宅を出ました。
夫は一緒には行かず自宅待機で私と子どもと二人で電車に乗るつもりで駅まで歩いていきました。
ところが電車が来ないのです。
踏切事故の影響ということで『電車がいつ走り始めるかわからない』というのです。
受験に間に合うために車にしようか?
駅員さんに電車の再開の見込みを問い合わせしても、まったくもってらちのあかない返事しかきませんし、とても忙しそうに動かれています。
そこで自宅にいる夫に電話をしました。
夫と相談をして夫に車で送ってもらうことも考えましたが、我が家は高速の入り口からも離れており、また中学も同様の状況でした。
距離的には数十㎞は離れているところに中学があるものですから今さら車で送ってもらっても間に合う保証はありませんし、あせって運転をすることは危険ということになりました。
万一遅刻をしたときにも公共交通機関ならまだしも、自家用車ですと遅刻の証明にはならないということにもなりました
受験校にも電話連絡をしましたが、この段階ではどなたも電話には出られませんでした。
朝早くだったからかもしれません。
次の手段として考えたのは新幹線の利用でした。
新幹線の駅は車で片道15分くらいのところにあります。
新幹線に乗れば15分で到着するのはわかっていましたが新幹線は、こだましか停車しない駅でしたので時間を調べないと、ちょうどよい新幹線があるとは限らないのです。
そういったことを調べているうちに電車が動くことがわかりました。
すぐに、ということではなく後30分くらいしたら次の電車が来る・・ということでした。
そのため新幹線を利用するのではなく動き出した電車を利用しようという判断になりました。
結局、電車が到着する少し前に学校に電話が通じました。
学校に事情を説明したところ了承してもらえて、遅れてきたとしても延着証明があれば受験が可能といってもらいました。
来た電車は満員でしたが、幸いにして土曜だったので通勤ラッシュほどではなく、なんとか乗車をすることができました。
電車を降りてから地下鉄で行こうか、タクシーにしようか、と迷いましたが地下鉄の方が早く着くのではないかと判断をして地下鉄にしました。
最終的には受験する教室に移動する前には学校に到着をすることができました。
その間子どもは、ほとんど動じることなく親のハラハラドキドキは全く無縁といった感じで『電車来ないね』とか『混んでいるね』とか、そういった感じでした。
合格したからいいようなものですがこれを機会にして本命の第一志望の学校の受験日前日はホテルに宿泊をしました
この他にも中学受験当日に困ったことをまとめています
まとめ
特に中学受験の場合本人はまだ子どもです。
いろいろなタイプの子どもがいますが、なかには場所が変わるだけで緊張をしてしまうことも考えられるので前日にホテルに宿泊するかどうかは慎重に検討をする必要があります。
ですが少し離れた距離の受験校だった場合、電車の運休や遅延は命取りになってしまう可能性もあります。
遅刻をして受験できないとか、遅刻をすることによる動揺などを考えると、やはり無難なのはホテルに宿泊をすることだと思います。
ホテル選びは早めに、しかも慎重に行って子どもが安心して受験ができるように環境を整えておくことも親のサポートの1つなのかもしれません。
何があるのかわからないのも含めて『受験』です。
万が一のときに、どのような対策をとればよいのか予めしっかりと検討しておいて、いざとなったときには慌てないようにしておくことも必要だと思います。
どうかあなたのお子様の受験当日には電車の遅延などがありませんように
(。-人-。)