中学受験当日の交通手段はどうする?流れはどんな感じ?親は?
当日の段取りは前日までに確認してあることと思います。
ですが、しっかりと確認したつもりでもビルが立ち並ぶ道が全部同じ街並みに見えてしまいパニックになった私は、心臓が飛び出そうになりながら会場とは反対方向に子供と二人で歩いていました。
その時はタクシーを拾い、事なきを得たのですが準備万端と思っていても何が起こるかわからないのが中学受験です。
どうしたら無事に会場に到着し、全力を尽くして試験を受けることができるか、など中学受験当日の交通手段や流れと親についてのお話をしていきます。
中学受験当日の交通手段は
これは私の姉の家の場合の話です。
姉は子供を二人とも日能研に通わせ現在は私立中高一貫校に通わせています。
全国から「力試し」のように受験にやってくる灘中などは、近くかまたは1駅か2駅の範囲でホテルを確保するよう指示があるようです。
関西の中学受験のスタートは、覚えやすくていいのか大学受験のセンター試験の日と同じ日になります
ということは、大学受験のためにやってくる全国の高校生ともぶつかることになります。
ホテルは前日からチェックインする人もいれば、前々日からチェックインする人もいます。
その違いは当日に疲れが出ないかを不安に思うかどうかなのですが毎年かなり混雑します
灘中の近くの大学には
- 神戸大学
- 甲南大学
- 甲南女子大学
- 兵庫薬科大学など
たくさんの大学がありますからホテルを使う場合は早目に予約することをおすすめします。
ちょうど週末から始まるので車で行くということも可能になります。
中には電車の中でのばい菌をもらうことを恐れて車を重視する人もいます。
そうは言っても遠距離になれば車は渋滞などの問題に巻き込まれることがあり危険なので、時間が読めるという点では電車の方が正確になります。
ただ電車で行く場合には乗り換えがあると、その部分での時間が取られます。
その時子供に「早く歩いて」とは言えないので、かなりゆっくりした時間配分が必要になります。
電車内でも必ずマスクを着用して、なるべくリラックスできるように配慮も必要ですね。
下の子は乗り物酔いが激しいこともあり、かなり近い中学校を選びました。
乗り物酔いをしてしまう人は当日の緊張もあり、さらに悪化してしまうこともあります
下の子の受験の時には試験中に嘔吐してしまい残念なことが起きてしまった子がいます。
私も乗り物に酔うことが多いので酔い止め薬は欠かさず持っていますが下の子は「眠くなるから」と、どんな時でも飲もうとしません。
それでは試験の出来具合も不安になるので、その時は寝る前に飲みました。
本来なら乗り物に乗る30分前に飲むのが正しい飲み方ですが、普段まったく薬を飲まない人にとっては、その作用が強くでて眠くなってしまいます。
なので前日に飲んで『効果が終わる頃に電車に乗るから酔わないし、眠い作用もなくなっているよ』と暗示をかけつつ、乗り切りました。
中学受験当日はどんな感じ
いつもなら何度起こしても全く起きない我が家の二人ですが、受験当日の朝は起こしに行ってすぐにむくっと起き上がりました。
本人達も緊張していたのだと思います
そんな大事な日だからと言って特別な食事は要りません。
胃がびっくりしてしまうので普通に朝食にしました
我が家はパンとミルクティーくらいです。
何も口に入れなければ、それはそれで余計に体調を崩すので、お餅やおにぎりでも簡単なものを食べるといいと思います。
そして会場に行くと受験する学校によっても違いがありますが、子供たちが行っていた日能研は8クラスあるので生徒同士が受験する学校が重なることも多く、時には十人単位でたくさんあの「Nバック」を背負ったお子さんが集まっていました。
そういう時には塾の先生も一人ではなく複数待機しています。
そして前もって塾側から指定された場所に行き、そこで先生から一人ずつ激励の言葉があり、それを一対一で聞いて背中を押してもらいます。
その時保護者は近くにいません。
というよりも他の塾も同じように円陣を組んでいるので、遠巻きに見ています。
そして我が子が門の中に消えていくのをドキドキしながら見るのです。
中学受験当日親は?
中学受験当日、子どもが門の中に入った後は保護者の「保護者専用の待機場」と書かれたところがあるので遠くから来た親御さんは、そこで待ちます。
家が近くの場合は、いったん家に帰ってまた迎えに行くことになります。
待機場で待つのも、いったん家に帰るのもどちらでもいいでしょう。
待機場では知っている他の親御さんは、まずいませんからお昼までドキドキしたままという感じです。
だったら「音楽でも聴けばいい」「本を読めばいい」と思うかもしれません。
ですが手が付かないとは、まさにこのことで、音楽は何を聴いていても頭に入って来るわけでもなく、本は何を読んでも前のページが思い出せないほど緊張します。
それが本命であれば最大の緊張のピークとなります
そんな受験をいくつか終えて、やっと長かった中学受験が終わりとなります。
その試験と結果を合わせて約1週間が終っていきます。
まとめ
小4から始めた勉強漬けの3年間の中で最後の6年生では、GWも夏休みもなく運動会が終っても勉強するという、あまりに子供らしくない生活をしてきたわけですが、その時は親も子どもも必死です。
テレビでたまに『中学受験を経験しているお子さんは、大学で偏差値の高い学校にいく傾向がある』という話を聞きます。
中学受験は、その受験する学校の難易度が上がるにつれ、その勉強内容が高度になり、中には中学生が勉強しているかのような部分のことも範囲に含まれています。
ということは小学校課程の勉強を完璧に仕上げ、すでに中学の範囲に少し入り込んだことをしているのですから、その分勉強量が自然に増えていると言えます。
義務教育にあたる勉強すべきことを完璧にしてあるということで、その先の難しい範囲に対応できるようになっているのでしょうね
その中学受験ももう間もなく終わりに近づいています。
親も子も悔いのないように最後まで走り抜けくださいね。
応援しています。
【がんばれ】・ω・´)尸