日能研の入塾テストは難しい?対策はする?合格点は何点?
中学受験をしようと思い、とりあえず問題集でも買ってきて家で勉強してみようか?というくらいで合格する入学試験ならみんながみんな塾へは通いません。
長い期間子供にずっと付き合って分からないところを教えるということは、おそらくこの世で一番難しいことだと考えます。
だからみんなこぞって、高い塾代を出してでも塾に通わせようとするのではないでしょうか。
そんな親ができないことをやってくれる塾ですが、塾に入るためにも入塾テストというものがあります
日能研の入塾テストは難しいと言われていますが、小学校の勉強しかしていない子供にとってはどこの入塾テストも難しく感じることでしょう。
今回は日能研の入塾テストの対策はするかどうかや合格点は何点かなど、そのあたりをお話します。
日能研の入塾テストは難しい?
これは私の姉の家の場合の話です。
姉は子供を二人とも日能研に通わせ現在は私立中高一貫校に通わせています。
『塾に行くかどうかは別としても受けておいたほうがいいよ』というママ友の言葉で日能研の入塾テストの申し込みをしました。
以前から入塾テストは難しいと聞いていましたが、テスト当日は先生からもテストの内容について説明がありました。
- 小学校のこれまでの勉強ができているかどうかが半分
- そしてこれから勉強する私立用の問題が3割
- 残りはかなり難しい問題
というくらいの配分になっていたようです。
難しい問題というのは単に学年を超えて勉強していない範囲のことを差すのではありません
日能研は他の塾に比べるとひらめきや応用の力を重視します。
努力してできる問題は頑張ればどうにでもなるのですが、こういった独特の感覚を持っていなければ上位の学校は狙えないためです。
上の子の時には応用問題として、東京の武蔵中学の算数の問題が出たとのことです。
武蔵中学の入試問題は毎年ちょっと変わった問題が出題されるそうで、小さなおもちゃのようなものを一人一人に配って、それに対する質問がでたと言っていました。
この問題は、本当の武蔵中学で出題された問題と同じものですが、それ以外には特に変わっていて難しくしてあるものはなかったようです。
塾でテストが始まると保護者は、先生方の説明会へと案内されます。
もちろんですがその時には、すでに中学受験に向けての勉強の仕方などの説明がありました。
私はその中ではじっこの方に1人で座っていたのですが、もう他の保護者の人達の熱意にこちらが圧倒されてしまう、そんな感じでした。
プリントなども配られますが、先生の説明の大事なところをメモしていたり、中にはご夫婦で参加しているところもありました。
その雰囲気にかなりの衝撃がありましたが、逆に自分は何もしていないのではないかという不安も出てきました。
そして我が子も自分も同じ学年のお子さんより出遅れてしまったような気持ちになったことを覚えています。
日能研の入塾テスト対策は?
日能研に入る時期はその家庭によってもちがうので年間に何回かこういったテストが行われます。
我が家の参加した入塾テストは新年度から塾をスタートさせるために設定されていた日にちでしたが、塾が開校するまでにも何回かテストが設定されています。
テスト対策としては日能研のホームページに各教科ごとに、どのような問題がでるのかがわかるようになっています。
もちろん、これを全部やったからといって大丈夫だということはないでしょう。
我が家では当日まで入塾テストの練習や対策は全くしていませんでした
上の子もそうですが、入塾テストがあるのがわかっていた下の子も前もっての準備は一切しないままで受けました。
というのも、ここで勉強の準備をしてしまわない方が本来の子供の成績がわかるのでは?と考えたからです。
- 本来ならどのあたりの成績なのか
- できない科目は何か
- どこが苦手な部分なのか
ということが知りたかったのも理由の1つです。
新・小学4年生から通塾する場合、入塾テストは小3の秋です。
なので、その時に苦手と思っている科目がわかれば塾に行く前に取り戻すことができます。
そして苦手科目をクリアできれば、新しく難しい問題をその上に乗せても大丈夫になるからです。
日能研の入塾テスト合格点は?
気になる合格ラインですがその時に受けるお子さんにもよりますが大体7割できていれば合格になります
小学校の基礎的な問題が5割ですから、それがしっかりできていることと、難しい問題が少しできればそれで合格です。
入塾テストの結果は郵送で送られてくる場合がほとんどで、試験の結果の通知には、かなり細かく説明が書かれています。
合格、不合格、次に期待といった具合で、その結果で塾に入れるかどうかも決まってきます。
そして、これがもうすでにクラスの順位となっており実際に塾に入る時にはそのクラスに行って授業を受けるところから始まります
まとめ
日能研は進学塾ですから塾側もどれだけの生徒をレベルの高い学校に入学させるか必死です。
なので、もともと可能性のある生徒さんに塾に来てもらいたいということもありますし、入っている生徒の一人でも多くを合格させることが重要なのです
ですからもし入塾テストに不合格になってしまったとしても、まだ3~4年生ならつまづいたところを見つけて克服するのは保護者にとっても難しいことではありません。
そして日能研に入ろうとするなら再度チャレンジしてみるのもいいでしょう。
説明会に来ている熱のこもった保護者の人達を見ると大人でさえも圧倒されるのですから、子供にとっても一生懸命勉強しようとしている同じ学年のお子さんを見るだけでもかなりの刺激になりますよ。
φ(・ω・ )メモメモ
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