小学校のテストやプリントの処分法と捨てる前に分かる苦手教科
小学校の連絡事項のプリントや勉強に使ったテストは、かなり大量になりますよね。
そのプリントの持ちかえり方も学校によって様々ですが、学年が大きくなるとそれに比例してプリントの枚数も増えていきます。
小学校のテストやプリントの処分法と捨てる前にしたことなど、そのあたりをお話します。
小学校のテストの処分
これは私が実際に体験した話です。
私は二人の子供を公立中高一貫校に通わせている専業主婦です。
我が家の子供達が通っていた公立の小学校では確認テストや成績をつけるためのテストは、その都度持ち帰りませんでした
そしてテスト用紙にはパンチがされ、その教科ごとに専用になっているファイリングフォルダーにまとめていき学校で保管します。
プリントの内容は、学年ごとに学習の足並みを揃えるためどのクラスでも同じものでした。
もちろん授業の進捗具合によってクラスに早い、遅いはありましたが『このクラスは難しいことを勉強している』などという不満がでないためにそういう風になっていたのかもしれません。
ですが学校で保管している、その教科ごとのファイルをたまに家に持って帰って来るともうファイルからあふれるほどのプリントの量なんです
それが国語・算数・理科・社会と全部そろう学期末になると、さらに大変なことになりました。
基本的にそのプリントは、間違えた所を直して終了ということになっています。
次の学期が始まるときに『前のプリントを持って来て』ということは、まずありませんので学期末が終われば処分していました。
処分するにはシュレッダーにかけた方がいいのかもしれないと思いましたが、なんせ持ってくる紙が膨大ですし、それが子供2人分ともなると手間も時間もかかります。
なので我が家では普通に学期末が終わればヒモをかけてゴミの日にそのままだしていました
小学校のテストを捨てる前に
学期末が終われば処分していたテストやプリント類ですが捨てる前にしていたことがあります。
それはテストのファイルをパラパラと見ていき、あまりに間違いが多いことに気が付いた場合などは、改めてその科目を勉強することでした。
学期末の後には夏休み・冬休み・春休みなどの長期のお休みがありますよね。
そこで子供ができているか、できていないかを確認して、そこを重点的にやっておくということにしました。例えば算数なら
- 2年生なら九九
- 3年生なら面積や図形
- 4年生なら割り算や小数
など、少し難易度があがるところが学年で何度かありますね。
その子にとって興味ある事かどうかもありますが苦手意識を持ってしまうと、もうそこでやる気をなくしてしまいます。
学年が上がっていきなり算数ができるようになることはありません。
その部分をまず先にできるようにしておかないと、中学受験をする時に高い偏差値の学校へいくことはできません。
仮に中学受験をしない考えだとしても、いずれ高校受験はやってきますから小学生で習う基礎がしっかりしていなければ成績の伸び幅も期待できなくなります
直しが済んでいても、あまりに間違いが多かった単元は子ども自身が『アレ苦手なんだよなぁ』と思っているかもしれません。
本来ならすぐにできなかったところの勉強すると、あまり苦手意識を作らずにその部分を通ることができますが、子供の方からわからないと言ってくれるお子さんは、そうはいません。
ですからテストなどのプリント類を捨てる前には中身を見て、次の学期までには確実にできるように親御さんの方でも確認することは大切じゃないかなと思います。
小学校の苦手教科
できてしまった苦手な単元は勉強して克服することになりますができるならなるべく最初から苦手教科を作りたくないですよね
算数などの問題を解くことはもちろん重要ですが、その根底にあるものは何かというとやはり日本語です。
中学受験でも高校受験でも問題を解くには、早い読解力を求められます。
問題が多すぎて答えられない、ということがないように問題を読む訓練をして力をつけることが必要ですね。
先日、子供からおもしろい話を聞きました。
それは学校で友達と話をしている時に『小学校の時に図書室にあるマンガの伝記とか偉人伝を読んだよね』という話だったのですが、それを同じように他のお友達も読んでいたということで話が盛り上がったようです。
確かに図書室には、そういったシリーズの漫画があります。
漫画になっているので子供でも読みやすいうえ、シリーズ化していれば継続して読み進めて行きますから気に入ったものは何回も借りて来て読むことになるでしょう。
そうやって少しでも活字を読み知識を入れることで、読解力につながっていくのではないでしょうか
まとめ
学校でのテスト類を大量に処分することは別に差し支えありませんが、中身を見ずに捨ててしまうとお子さんの苦手な部分を知らずに終わってしまうことになります。
捨てる前にはパラパラっとでもいいので中身を確認して、間違い直しの多かった箇所や単元は家庭できちんと復習できるようにしなくてはいけませんね。
子供は自分からは分からないことを言ってきませんし、むしろ隠そうとすることもありますので親御さんがちゃんと気づいてあげることが大事です。
(`・ω・´)ゞ