国語 その2

中学受験の国語の物語文 気持ち読解のコツは?

目安時間 12分

息子は国語が大の苦手で、長文読解が不得意中の不得意だったのですが、なぜか説明文だけは点が取れていたんです。
 
 
多分、小学生の中では珍しいと思います。
 
 
小学生の子はどちらかというと物語文は好きだけど、説明文はイヤという子が多いんじゃないかな、と思います。
 
 
そんな息子は説明文はできるものの、物語文となるとまっったく、もう全然できませんでした。
 
 
でも説明文が出来る子なら、ちゃんと勉強すれば物語文も解けるようにはなります。
 
 
今回は説明文ができる子が、中学受験の国語の物語文でつまづく仕組みや気持ち読解のコツについてお話したいと思います。
 

スポンサーリンク

 
 

中学受験の国語の物語文

 

これは私が実際に体験した話です。
 
私は二人の子供を公立中高一貫校に通わせている専業主婦です。
 
 

今回は私の子供の話をします
 
国語の読解問題というものは実は非常に特殊な作りになっているんですよね。
 
 
それはなにかというと、問題に掲載されている長文は全て出版物の引用だということなんです。
 
 
算数も理科も社会もテストに掲載されている文章はテストに合わせて試験作成者が書いた文章ですから、他の教科ではこんなことは起きませんね。
 
 
これが何を意味するかというと国語の長文はテストで出題する目的で書かれた文章ではないということです
 
 
そして、説明文と物語文では文章を書いた目的が違います。
 
もう一度確認しますが、テストのために書いた文章ではなくて、出版物の引用なのです
 
説明文の場合は、分かってもらうことを目的に文章は書かれています。
 
 
ですから、どんなに難しい内容でも分かってもらうための説明が行われています。
 

  • ○○が大切だ
  • 理由は3つある
  • 一つ目は・・
  • 要するに
  • たとえば
 
こういった言葉を使いながら、難しいことをどうにか分かってもらうための説明をするわけですね。
 
 
しかし、物語文の場合、目的は分かってもらうことではありません。
 
 
楽しんでもらうことなのです。
 
 
 

国語の物語文の気持ち

 
国語の物語文はあまりに分かりやすいものは読んでいて楽しくないので説明文のような分かってもらうための説明は避けられる傾向にあるわけです
 
 
つまり説明文はできるけど物語は苦手という子は、ちゃんと説明してくれたらわかるのにという状態にいる可能性が高いということになります。
 

ちゃんと説明してあげたら理解できる力があるんです
 
だから、雰囲気や印象やセンスなどといった感性の問題として説明するやり方を徹底的に排除し、分かってもらうための説明をしてあげれば物語文を理解できるようになります。
 

 
 

物語文読解のコツ

 
こちらは、物語の苦手な子にむけた例文です。
 

【例文】

彼は2年間、入試に向けて受験勉強した。
 
そして、今日、入試の結果が郵便で送られてくる。
 
ポストに封筒を投げ込む音が聞こえたので、彼はさっそく郵便受けに封筒を取りに行った
 
受験した中学校の名前が印刷された封筒が入っている。
 
彼はその場で封筒を開けて、合否の記された紙を見つめた。
 
やがて、降り出した雨が、合否を記した白い紙をぽとぽとと濡らしていった・・。
 

 
この例文を物語文の得意な娘に音読したのは小学5年生の時だったのですが、最後の場面で『あああ~、落ちてしまった~!』と叫びました。
 
 
そして、説明文はできるけど物語文が苦手な下の子(息子)が小学5年生になった時にも同じように音読をしたところ・・
 
なんで雨と受験の合否に関係があるの?合格と書いた紙が雨で濡れていった可能性もあるよね?
 
完全に科学の理屈です(。-`ω-)
 
 
確かにそうかもしれないけれど・・間違ったことは言ってないけど・・その理解の仕方は国語的に間違っているんですよね。
 
 
この例文を読んで『あああ、落ちた~!』というリアクションを取るためには、実は次のことを把握している必要があります。
 
 
彼の目的=受験に合格すること
 
登場人物の、気持ち・考え・目的は物語文の読解において最重要事項です。
 
 
ですから、まずは『入試に向けて受験勉強した』という冒頭部分から彼の目的を特定したうえで物語を読まなければなりませんね。
 
 
雨という言葉には悲しい・暗いという印象がある
 
この部分を彼の目的とセットで考えたとき、初めて『あああ、落ちた~!』が理解できるわけです。
 
 
説明文はできるけど物語文が苦手な息子が、実際に驚いたのもここです。
 
じゃあ、物語の世界では晴れてるときはいつもいい気分で、雨の日はいつも暗い気分なの?
 
そりゃあ、良い事があった日に、たまたま雨が降っていることもあるよ
 
じゃあ、雨が降ったから受験に落ちたとは言いきれないじゃん
 
という考えなんです。
 
 
たしかに、物語の中には雨が大好きで雨が降るとわくわくする登場人物という人もいるかもしれないのですが、ここで大事なのは、大多数の人が今の場面を読んで『落ちた!』と思った点にある訳なんですね。
 
 
雨は、悲しい・暗いというイメージを持つ言葉だから、受験の結果とは関係なく偶然雨が降ってきただけなのであれば、それは特殊な事情としてはっきり説明しないと、今みたいに誤解されます。
 
 
言い換えると雨=暗い・悲しいのイメージがあるということは、説明がないかぎり暗い・悲しいという理解が正解なのですね
 
 
物語文の読解問題で問われるのは気持ちが絡むものばかりです。
 
 
そして物語文には(雨=悲しいのように)この言葉が出てきたら、こういう気持ちというようなお約束がたくさんあるわけです。
 
 
お約束をしっかり知識として蓄え何が普通で何が特殊なのかも知識として教えてあげることが必要です
 
 
 

まとめ

 
説明文はできるけど物語文は苦手という子は、物語に特有の言葉のもつイメージを知らないまま勉強してきた可能性があります。
 
 
でも、分かってもらうための説明をしてあげれば、ちゃんとわかってくれます。
 
 
だって説明文はできるわけですから。
 
 
説明すれば分かってくれる子なので、知識さえ補ってあげれば伸びしろは十分です。
 
 
ぜひ諦めずに頑張りましょうね。
ファイト───ヽ(*゚∀゚*)ノ───!!
 
 
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
 
 

 
 その他のStep2(国語の長文読解)の苦手克服の記事はこちら
 
 
 Step1・Step3の記事はこちら
 
 

 

ポチっと
していただけると
HPが回復します
 
にほんブログ村 受験ブログ 中高一貫校受験へ
にほんブログ村
 
 

    この記事に関連する記事一覧

    ✉コメントフォーム

    記事の感想・質問などありましたら、こちらからお気軽にどうぞ(´ω`*)

    取りあげてほしい事などもこちらで受け付けています♪

    どんな些細な事でもOKです🌸

    名前  (必須)

    メールアドレス (公開されません) (必須)

    URL (空白でもOKです)

    コメント

    ちょっとだけ自己紹介

    2歳違いの子供がいる4人家族で、2人とも中学受験をして公立中高一貫校に通っています。
    中学受験を経験した親として、どなたかの参考になれば、と振り返りながら書きつづっています。
    同じく子供2人を(こちらは)私立の中高一貫校に通わせている私の姉家族の話も書いています。

    ⇒ 詳しいプロフィールはこちら

    日能研の話
    【体験談】国語の苦手克服
    国語の苦手克服 Step1
    国語の苦手克服 Step2
    国語の苦手克服 Step3
    リアルタイムランキング
      最近の投稿
    ランキングに参加しています
    ポチっとして いただけると 嬉しいです♪

    にほんブログ村 受験ブログ 公立中高一貫校受験へ
    にほんブログ村

    にほんブログ村 受験ブログ 中高一貫校受験へ
    にほんブログ村

    にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(日能研)へ
    にほんブログ村

    にほんブログ村 受験ブログへ
    にほんブログ村

    PVアクセスランキング にほんブログ村

    カテゴリー
    中学受験当日のリアル体験談