日能研の春期講習の費用みて受けない選択しても偏差値60の壁は超えられる?
今日は2/1ですね。
首都圏では多くの私立中学校が入試を行っている日です。
私は数年前に中受終了組となりましたが、今まさに頑張っている最中のお子様たちのニュースを見ると胸がギューっとなり心から『ガンバレ!』と思います。
1人でも多くのお子さんに桜が咲きますように
(。-人-。)
さて、そんな現在進行形で頑張っているお子さんの中でも小学3・4・5年生の子は新年度を真近に控えて、塾から春期講習の申し込みを案内される時期でもありますよね。
毎回お金の話になってしまい恐縮ですが、日能研では指定されている講座に参加した場合、その合計額は総額で230万円にもなります。
参加するのが当たり前のような雰囲気になる春期講習ですが、気になる費用と受けない選択肢はアリなのかについて、我が家の体験談からお話します。
また講習を受けなくても偏差値60の壁は超えられるのかも合わせてご案内したいと思います。
日能研の春期講習の費用
これは私の姉の家の場合の話です。
姉は子供を二人とも日能研に通わせ現在は私立中高一貫校に通わせています。
春休みは、それでなくても短くあっという間に終わってしまいますが、塾からは春期講習の案内がきっちり届きますね。
本当に必要なのか行くかどうかを迷うところではありませんか
ざっと春休みに日能研に行くだけでかかる金額がこちらです。
一般生 | 本科生 | ||
4年生 | 全5日 | 11880円 | 10152円 |
5年生 | 全8日 | 24408円 | 22032円 |
全9日 | 29592円 | 27216円 | |
6年生 | 全9日 | 41040円 | 38016円 |
選抜クラス | 全9日 | 44280円 | 39960円 |
たとえば6年生の夏期講習ともなれば約20万円かかるため、普通に家族旅行に行かれるくらいの金額になるので、それに比べれば・・といったところでしょうか。
ですが通常の月謝とは別途で講習費用がかかってくるので家計への打撃になることには違いないですね
なんとなく終わってしまう春休みを有効に利用するために講習が設置されているので『学校に行っていない』というだけのことで、塾での勉強の毎日が学校の代わりのようなものになります。
そんな春期講習ですが塾のタイプによって
- 講習に参加することを前提とするところ
- そうでないところ
に分かれます。講習参加が前提の塾では、その講習期間中も授業が進んで行きます
例えば関西なら研進館や進学館などがそのタイプです。
ということは、その講習に参加しなければ、次の学期の授業までにその部分が開いてしまうということになります。
なので講習が連動して進む塾に在籍している場合は『講習を受ける』ことが必要になってきますね。
いっぽう日能研では、いつも通り通塾している本科生以外に一般の申込者も一緒に講習に入ります。
授業から引き継いでのカリキュラムではありませんので全く違うテキストを使っての講習となります。
日能研の春期講習を受けない
授業から引き継いでのカリキュラムでないのなら、春期講習を受けないという選択肢も出てくるご家庭もあると思います。
我が家の場合、上の子は小学5年生まで長期休みの講習に参加しませんでした
一緒に行っているママ友に『講習は行かないことにしたよ』と告げると皆さん揃って、物凄い反応でした。
参加するのが当たり前で、受けないという選択肢が考えられないからです。
周りの人たちが重要だと認識している講習に、どうして我が家は参加しなかったのかというとそれは単純に下の子がいることが理由でした
我が家は3才違いなので、上の子が小学5年生の時、下の子は小学2年生でした。
一度塾が始まると下の子には
- 待っててね、送って来るから
- 待っててね、今お弁当作っているから
- 上の子を塾に送ってから迎えに行くね
- ビデオ見て待っててね
と、とにかく上の子の塾のために『待っててね』といって家を空け、下の子のためだけに放課後のサイクルが作られることはありませんでした。
上の子の塾があるために、休みの日もどこかへ連れて行ってあげることもできなくなっていたので、5年生までは講習に参加しなかったのです。
さすがに6年生になると、そうも言っていられない不安もあり、春期講習を受ける手続きをしました。
上の子は確かに小6になるまで春期・夏期・冬期の講習を受けませんでしたがその頃にはもう自分が行きたい中学校を決めていたので、その勉強を頑張っていました
そして講習には参加しなかったけど、行きたい中学校に合格したので、講習に行かなければ行きたいと思っている中学に行かれない、ということはないと思っています。
日能研偏差値60の壁
偏差値60の壁は大きいのでなかなか越せないですよね。
努力して60まで学力をあげることは本当に大変なことです。
日能研のカリキュラムを徹底的に勉強し、さらにユリウスなどを活用してでも補う必要がでてくるかもしれません。
そうなってくると、とにかく勉強の時間ばかりになってしまうので
- 本人のやる気と覚悟
- 親御さんがどれだけ付き合えるか
で決まってくると思います。
たとえば今の段階で上から3クラスまでの位置にお子さんがいないとしたら、偏差値60を目指すには、かなりハードになりますね。
関西の日能研でお話しすると、上から3クラスは特進クラスに設定されていてこれまでの小学校の段階でしっかりと基礎的な勉強ができて、さらに難しい問題にも対応できると判断されたお子さん達です
基礎を十分理解した上で難しい勉強を積み重ねているので、特進クラスと普通クラスの差は、どんどん開いていくという事実があります。
普通クラスにいて、あと一歩で・・と思って頑張っていてもなかなか上のクラスに上がれないのは、この開きによる部分も理由の1つかもしれません。
特進クラスも一番上の1組と最後の3組では大きな開きがあります。
1組に在籍しているお子さんは、関西ではほとんどが洛南、西大和、四天王寺、神戸女学院あたりを目指していらっしゃると思います。
偏差値は、その団体が出している個々の数値ですから同じ中学の偏差値でも見る所によってその値は変わってきます
日能研は分母が多いのでかなり近い数値が出ていると思いますがあくまで目安ということになります。
それでも偏差値60の壁を超えるためにしなければならないことは、お子さんのどこの部分に苦手があるのかをみつけだし、出来ない部分を少なくしていくかということです。
そうすれば自然とクラスも偏差値も上がっていくのではないでしょうか。
まとめ
中学受験のために塾に通っているので、春期講習には参加した方がいいのかどうか悩むところですよね
日能研に限って言うと、春期講習を受けないという選択をしたことで新学期からの授業にガッツリ影響する・・・ということはありません。
が、やはり中学受験をすることが念頭にある以上、春休み中の自主的な学習はどうしても必要になってきますね。
少しでも偏差値が高く・評判の良い学校に行きたいと思うことはごく自然なことなので、塾でしっかりと勉強しているかどうかを親御さんが判断する術は、どうしても偏差値になるのは当然のことだと思います。
それを偏差値60とするなら、その壁は高くて大きいものです。
その壁を越えられるかどうかは、もちろん本人の努力と頑張りが大前提なのですが、塾任せではなく親御さん自身もお子さんの勉強に付き合ってみてはいかがでしょう。
そこで苦手な分野を発見し克服できるようになると、大きく飛躍できる可能性が生まれるかもしれませんよ。
\ がんばってー!!!! /
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
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