中高一貫校に入学前の勉強は?気になる通学時間や友達がいない時
新しい始まりの中学生活は、公立に行っても私立に行ってもドキドキ感は同じです。
ただ中高一貫校に行った場合、それまでと大きく違うのは通学手段で、これまでやったことがない電車の定期を一人で買いに行かなければなりません。
そしてその中学独自のスタイルは、入学した時からもう始まります。
今回は、中高一貫校に入学する前の勉強や気になる通学時間と友達がいない時についてお話します。
中高一貫校に入学前の勉強
私は二人の子供を公立中高一貫校に通わせている専業主婦です。
中高一貫校に入学前の勉強は学校によって違いがあります。
熱心な学校は英語の書き取りなどのノートが配られる場合もありますが、新学期に一斉に勉強を始めるよう何も課題がでないところもあります。
我が子の通う公立中高一貫校は春休みの宿題はありませんでしたが、入学して1週間~10日後に英語の小テストで単語50問が出されて『ヤバい!』となりました。
英語を全くやってこなかったお子さんは春休みを利用して事前知識として英単語を少しでも覚えておくと入学してから慌てなくていいかもしれませんね
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また中高一貫校は入学する頃に必ずオリエンテーションという名の合宿があります。
場所は学校関連の保養所などが一般的ですが、学校に泊まる設備がある場合は学校で行うところもあります。
日数は2~3泊くらいになりますが、その体験を通じて新しく出会った仲間との交流を持つことを目的にしています。
そのオリエンテーションから帰ってきて『楽しかった』と言葉がでれば、もうそれで学校に溶け込めています。
もし帰ってきた時に『楽しかった』と言わずに学校に通い始めても、クラブなどが始まればすぐに慣れていきますよ。
そしていよいよ入学式を迎えて晴れて中学生のスタートを切ることになります。
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中高一貫校の通学時間
この表は平成23年に実施した社会生活基本調査の結果をもとに作成した、通勤・通学の長さの都道府県ランキングです。
出典:総務省統計局ホームページ
https://www.stat.go.jp/data/shakai/2011/rank/rank3.html
通勤も含まれているとはいえ平均で1時間14分です
受験して中学校に通うということはほとんどのお子さんは通学時間がかかることになると思います
特に中高一貫校の生徒はとにかく荷物が多くなります。
- 教科書
- 学校独自のテキスト
- プリント
- お弁当
- 水筒
などが必要となりますね。
その荷物を毎日持って電車やバスで1時間ほど通学することになるので大変です。
そうなってくると子供はなるべく学校に荷物を置いておきたくなるようですが実際は全部の教科書を持ち歩かなければならないことの方が多いのが現実です
我が子の通う学校の通学時間は、上の表ほど時間はかかりませんが歩く距離が結構ある学校です。
中学受験をする時、ママ友のお子さんは体の小さい女の子で体力が心配ということもあり、志望校から外した人もいました。
また、実際入学して通学していくうちに2年生の時の健康診断で脊柱側弯の診断書を持ちかえってきたという友達もいました。
原因が気になり、リュックを持ってみれば、その重さに驚きました。
この重さのものを毎日背負って学校に行っていたのなら脊柱側弯になっても不思議ではないと妙に納得したことがありました。
まだ成長段階で身長も低く、おそらく背骨もしっかりとしていなかったこともあるのかもしれません。
だからといって今日から荷物を少なくして学校に登校すればいいというわけにはいきません
友達のお子さんは、3年生になる頃には脊柱側弯は治っていたようですが、高校の方がさらに荷物が増えるので重い荷物を持って長時間通学することは6年間続きます。
中高一貫校入学時に友達がいない
え~!重い荷物で長時間の通学を6年間するの?
(´Д`)ハァ…と思ったかもしれませんが良いこともありますよ。
それは長時間の通学をする他のお子さん達と早い段階で親しくなっていき、友達になっていくことです
地域の中学と違って知り合いがたくさん同じ中学へ進学することが中高一貫校にはありませんから入学時に友達がいないことも珍しくないですね。
我が家の2人は、どちらともその小学校から2~3人だけの進学となりました。
そうなると気になるのは友人関係です。
親の私は、どうしても仲のいいお友達ができるかどうかを不安に思いますが、子ども達は学校に通っている間にすぐに仲良しのお友達ができたようでした。それは
- 学校に行く電車が同じ方向
- 乗り換えの駅が同じ
- 途中の駅から合流してくる
など長時間の通学をする他のお子さんと、時間を合わせて学校へ行くようになりました。
中高一貫校に通っていると、どうしても電車で一人一人が違う地域からやってくる状況が生まれますが、それが本人達にとってはかなり興味をひく事柄のようで興味津々なのですね
そして女の子同士などはもっと仲良くなるといわゆる『お泊り』ということになっていき『今度〇〇ちゃんを家に呼んでいい?』と言われるようになります。
これは遊びに来るという意味ではなく、泊まりにくるということです。
もちろん我が子も、他のお友達のお宅にお世話になることもしばしばです。
そういう時は、わざわざ家をキレイにするなどはせず、夕食もピザなどを取ってすませます。
お友達の家に行くのは、そのお宅に行きたいというよりも、お布団で寝ながらおしゃべりしたりすることが楽しみのようですね。
初めての時は、こちらも緊張しますが何回も来てくれるお友達は、特別な感じではなくなっていきますので、心配はいりません。
本当に慣れてくると、ソファーでぬいぐるみをかかえて寝ているお友達もいるくらいになります(笑)
まとめ
晴れて中高一貫校に入っても、親御さんの心配がすべてなくなるわけではありません。
それでも子どもの方が早く学校に慣れていくものです。
気になるようなら最初の懇談会の時に先生に聞いてみると不安がなくなると思いますよ。
(`・ω・´)ゞ