日能研オプション講座受ける?中学受験の勉強方法と日特とは?
塾に行かせている以上、子供には頑張ってもらって順調に成績が伸びて欲しいと親なら誰でも思いますよね。
そういう親御さんが多いことを見越してなのか、塾のカリキュラムとは別の特別授業のような講座も設定されています。
そういったコースにも出席することになれば、もちろん費用も増すわけですから本当に必要かどうか悩みますね。
今回は日能研のオプション講座は受けた方がいいのか、中学受験の勉強方法や日特とはどんなものか、などをお話します。
日能研のオプション講座
これは私の姉の家の場合の話です。
姉は子供を二人とも日能研に通わせ現在は私立中高一貫校に通わせています。
日能研では平日4日、土曜日がカリテや全国テストと一週間のうちに合わせて5日は確実に塾に行くことになります
平日の塾の日は、学校で放課後にお友達とおしゃべりもしないでそのまますぐに帰宅しなければ間に合いません。
塾から帰ってきた後も、小学校の宿題が残っていたとしたら、それを終わらせた後に明日の準備をして寝ます。
時間に追われてめまぐるしく過ぎていくので本当に大変なのですが、小学生が遅くまで起きている生活を続けてしまうと、その疲れが6年生くらいになってやってくることがあります。
ですから4・5年生の間は、まだ時間的にも精神的にも親子共々に余裕のある時期なので、あまり無理するような無茶な勉強をする必要はないと思います。
ただ、その間にもオプションという形で難しい算数の単元などに特化した講座が開設されることがあります
もしお子さんがその単元を苦手としているようであれば受けてみるのも1つの方法です。
お子さんが、どのあたりが理解できていないのかはカリテによって細かく解説されていますから、その出来具合で判断しても良いと思います。
そして時間的にも費用的にも負担が大きくなると考えるのなら、平日の塾のクラスのない時に自習室に行くという方法もあります。
自習室にはチューターと呼ばれる、わからないところに手を挙げれば教えてくれる人が在籍しています。
自習室を利用することで問題の解決ができるのであれば、わざわざオプションに参加しなくても済みますよ
中学受験に向けて日能研での勉強方法
日能研には自習室が設置されています。
中学受験に向けての勉強方法として自習室を活用するのがおすすめです。
自習室ではテキストのやり残した問題を解くのもいいですし、わからないところがあれば聞きに行くこともできます。
塾のテキストには4~6年生で勉強しなければならない分野が全部含まれていますが、その中には
- 一般的な普通の問題
- 一段上の難解な問題
があります。これは難関校を目指すお子さんが、より難しい問題にも対応できるような発展問題と言われるところです。
普通クラスに在籍していると、この発展問題は先生の判断で全部をやることはなくなっていきます。
おそらくわからない問題があるとすれば、その発展問題系の少しひねった問題だと思うので、子供達がひっかかってしまう時に自習室を使います。
自習室は毎週通う必要はなく、わからないところがあれば、その時に利用するのです
ここで大事なことは、自習室にいるチューターさんとコミュニケーションがうまく取れるようになることです。
手を挙げてわからないことを聞く、ということは最初はちょっと恥ずかしいものですが、わからないことをどんどん質問していくうちにチューターさんと親しくなれます。
そうなれば質問することにもためらいがなくなり、わかることが増えていくと成績が上がって行きます。
そして勉強そのものとは別に、普段の勉強の悩みなども聞いてもらえるようになります。
個人的にそういった頼れる大人がいることで子どもの不安が解消され力にもなってくれますから、わからないことがあったら、オプションよりも自習室での勉強の方が個人と個人の関係を築けます
日能研の日特とは?
とはいいつつも、自習室ではまかないきれないこともあります。
特に6年生になれば、それぞれが自分の目指す学校を決めて、それぞれの学校に向けた勉強に変わってきます。
そんな時にあるのが授業もカリテもない日曜日を使った日特というものです
5年生の時の日特は、いつものクラスの授業よりやや難しい問題からはじまります。
そして6年生になると前期と後期にわかれていきます。
前期は実践的な問題を解く講座となり
- 全国のこれまでに出題された受験問題
- 子どもたちが間違えそうな問題
- よく出題される問題
を重点的に行います。
そして後期は大学入試であるような赤本が、中学受験でも同じように赤い色の本で存在し、それを何年も前からさかのぼって解いていきます。
ですからその時点でおおよその行きたい私立中学をいくつかを選んでおかなくてはなりません
関西の日能研では、その私立中学がある最寄り駅の日能研がそのクラスに割りたてられることが多いので、日特の時には、いつもと違う教室に行くこともあります。
我が子も6年生の時点で志望中学の近くの日能研まで日特で通っていました。
なので、そのクラスにいる子たちがみんな受験することになりますから、入学した時に今度は中学校で一緒になります。
小学校からは1人だけの進学でしたが、塾で先にお友達ができていたのは、本人にとっても気分的に不安が軽減されていたと思います。
日特に関して言えば家でその学校の赤本を買って自分で勉強するよりかは、塾でその学校に特化したクラスに入るのが一番いいと思います
というのも長いキャリアのある塾では、過去問から次に出題されそうな問題まで、すべてを網羅して勉強させてもらえます。
これを個人で勉強するのはかなり難しいことだと思います。
それをプロの目で見て判断された問題を勉強することでより合格が近くなります。
日特まで来ると1週間のうち、朝ゆっくりと寝られる日もなくなり、もう本当に体力のない女の子にとっては、かなり体に負担がかかってきます。
なるべく家に帰ってきたら、次の日に備えて休息をとるということも、中学受験を乗り越えるには大事だと思います。
まとめ
塾に入ったもののついて行かれなくなって、悩んでやめていくのはほとんどが5年生です。
それまでは子供なりに頑張ろうと思い、そして中学受験すると宣言してしまったため、勉強がわからないということをなかなか言えないで悩みます。
なのでこういう時こそ自習室の活用です。
チューターさんは、母親のように細かくいろいろと口出しをしません。
『これがわからない』と言われれば、そのことだけを取り組みます。
普通に一般的に私立中学に行こうと思えば、日能研で下の方のクラスにいる場合でも受験して中学に入学することは可能です。
実際、一番下のクラスに在籍していても最終的にはちゃんと希望の私立中学に入学するお子さんも多くいます
その子の成績を見ながら6年までしっかりと勉強を続けられれば、その子なりの理解力で私立中学の道は開かれますよ。
頑張って!(`・ー・´)b
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
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